第1章「勝てる理論」
セクション3 ~どう打てば勝てるか~
②ボーダー理論(実践編)
【公式1:ボーダー計算】
(等価以外の場合:X円交換の場合)
ボーダー(回転)=
大当たり確率の分母/〔{出玉÷(1-確変%)×X×(4/X×持ち玉比率)/1000〕
(等価の場合)
ボーダー(回転)=大当たり確率の分母/{出玉÷(1-確変%)×4/1000}
今日は前回学んだボーダー理論を、いよいよ実践してみます。いきなり難しそうな公式が出てきましたが、これがボーダーライン計算の公式です!!暗記する必要はありません。メモでもなんでも良いのでこの公式をパチンコ機種に当てはめてボーダーを割り出しましょう。そして、ボーダーを越えて打てば、トータルでは必ず勝ちます。
上記公式を見て、どうか面倒臭がらず。簡単です。どういう事か解説しますよ。
①大当たり確率の分母とは・・・例えば350分の1なら350。
②出玉とは・・・大当たり1回で出る出玉のこと。
③確変%とは・・・確率変動の確率。
④X ・・・2.5円交換ならX=2.5とする。
⑤持ち玉比率とは・・・現金投資でなく、持ち玉で打っている率。10時間中8時間持ち玉遊戯をしていれば80%とする。
ちなみによくパチンコ雑誌に載っているボーダーライン。あれはこの公式でちゃんと計算したものに比べて少ない回数が載っています。つまり、あのボーダーラインは正確なボーダーではない為、そのまま打っていたらまず勝てません。
公式を見るだけでは何が何だか分からないかもしれないので、
実際の機種に当てはめて考えてみましょう。
【CRスーパー海物語M55W(三洋)の場合】
(スペック)
大当たり確率=1/369.5 確変確率=60% 賞球=3&5&10&14
大当たり出玉=15ラウンド×9カウント
時短=全ての大当たり終了後100回
※2.5円交換 持ち玉比率=80%の場合
ボーダー=
369.5/〔{1890÷(1-60%)×2.5×(4/2.5×80%)/1000}
≒24.5(小数点第2位以下切上げ)
よって、2.5円交換の時、持ち玉比率が80%で打つことを前提にしたボーダーラインは24.5回転。まぁ25回転すれば最低打っても良いよ。という事になります。
ちなみに等価の場合
=369.5/{1890÷(1-60%)×4/1000}
=19.6
です。20回転する台を探せ。ということでしょう。
上の公式の当てはめ方、大丈夫でしょうか?当てはめただけなので公式と見比べればこんがらがらないと思うのですが・・・。一つ、大当たり出玉の割り出し方だけ分からない人もいると思うので、補足しますね。
【公式2:大当たり出玉の割り出し方】
賞球のアタッカー数×ラウンド数×カウント数
賞球のアタッカー数とは、賞球の一番右のところです。ちなみに一番左はスタートチャッカーに入った時の返し玉です。
つまりスーパー海の場合の出玉は、14×15×9=1890という事になります。
機種のスペックによっては大当たり出玉が記されてないものもあるのでそういう時は自分で計算しましょう。
さて、このようにして公式に当てはめていくと、その機種のボーダーが分かり、何回転すれば自分は勝てるのか?という事が分かります。
しかし、この公式はどういう理屈のもとに割り出されたものなのか??
初めに暗記はいらず、公式だけメモすれば良いと言いましたが、こればっかりはちょっと知っておかないと応用が利かないので頑張って理解していきましょう。次回はその「ボーダーライン公式の理屈」を学び、ボーダー計算の応用も覚えていきましょう。
(今日のポイント)
・以下の公式を使えば、勝つ為のボーダーラインを割り出せる。
(等価以外の場合:X円交換の場合)
ボーダー(回転)=
大当たりの分母/〔{出玉÷(1-確変%)×X×(4/X×持ち玉比率)/1000〕
(等価の場合)
ボーダー(回転)=大当たりの分母/{出玉÷(1-確変%)×4/1000}
・この公式で割り出されたボーダーより上で打てばトータルでは必ず勝てる!
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