2007年12月28日金曜日
今年もありがとうございました
さて、今年の自身3大ニュースと言えば!!
第3位「赤羽に引越し」
床上浸水を経験した杉並区荻窪から、赤羽に引越しました。
駅から近いし何にでも便利な場所。
今でも快適に住んでいます。
第2位「夢の実現に向けて」
就職して3年目。
今年は食品業界が荒れました。
そんな中うちの会社もいろいろ巻き込まれてしまった事があります。
今までは見えなかった嫌な面がいっぱい見えました。
変わった上司とは全然うまが合いません。
すごく落ち込んだ時期もありました。
そして俺は虎視眈々と自分の新しい目標に向かっているのでした。
第1位「結婚式・ハネムーン」
4月21日。ちゃんと覚えておかなきゃね!
たくさんの方から祝福を受けました。
ハネムーンのハワイも最高でした。
”一生で一度”の結婚式・ハネムーン。
今年も幸せなニュースがお届けできて良かったです。
来年もどうぞよろしくお願いします。
2007年12月26日水曜日
2007年12月24日月曜日
M1グランプリ2007総評
初めて審査員との意見が分かれましたが、私の総評です。
今年のテーマは
「勢い」
だったのではないでしょうか。
敗者復活から見事に優勝を成し遂げた『サンドウィッチマン』は自分たちにきた勢いを見事にものにしました。実際面白かったんだのですけどね^^
全体としては去年の『チュートリアル』を越える漫才ではなかったものの、
準優勝『トータルテンボス』や3位の『キングコング』もコンビの息のあった勢いのある漫才でした。
逆に『笑い飯』は、面白かったのにトップバッターという勢いに乗れないスタートでしたね。
「茶の間が許しませんよ!」
じゃないけれど、俺は最終決戦に残ってよかったと思います。
さて、決勝での私がつけた順位は以下の通りです。
1位『トータルテンボス』
大きなボケはそのまま活かし、小さなボケはツッコミで広げる。
これぞ漫才。
ストーリー性のある展開も好き。
M1の中でこんなにも成長した姿を見れたのにも感動。
2位『笑い飯』
2人の漫才の確立が見れました。
今回は最初から最後まで、盛り上がりも維持。
最終決戦で見たい。
(クジ運が悪かったのか・・・)
3位『キングコング』
勢いのあるコンビの息のあった漫才。
めちゃめちゃ面白いことは言ってないけど息のあったカラミに思わず笑ってしまう。
4位『サンドウィッチマン』
ボケがめちゃめちゃ新しい。そんなはずねーじゃん・・・みたいなボケを言ってる。
それが面白い。
「このアンケートを何で知りましたか」「お前だよ!」
んな馬鹿な・・・って。
5位『Poison Girl Band』
M1での評価は難しいかもしれないけど、個人的に大好きです。
不条理なボケとすかしツッコミ。
一度見たらやみつきになります。
どうか来年も!
6位『ダイアン』
「それが僕の仕事だからね。」
ツッコミの必死さとボケの澄まし方がよい。
もっと大きなボケが連発すれば来年は大バケ間違いなし。
7位『千鳥』
面白いけど最後まで盛り上がらないのは辛い。
ボケる回数が少ないから最終的に盛り上がらない。4分間じゃぁ辛いネタ。
このコンビはいつも時間を有効に使わない。
8位『ハリセンボン』
中盤にふっとつまらなくなり、引いてしまうのが残念。
飽きさえ覚える。
ツッコミはうまい。
9位『ザブングル』
ネタと勢いに見ている側との温度差を感じる。
言葉で笑わせないと漫才として辛い。
冷静沈着ながら大きく見せるツッコミは上手い。
2007年12月22日土曜日
第5話 ~バーテンダー~
・ドライジン 15ml
・ドライベルモット 15ml
・ドライシェリー 15ml
・デュボネ 15ml
・オレンジキュラソー 1dash
製法:ステア
「バーテンダー」という名前のカクテルだ。
BARで売られているのはお酒ではない。
例えウィスキーのストレートでも、バーテンダーの手にかかればカクテルに変化する。
魂を癒す1杯に。
あなたは知っていますか?
バーテンダーの本当の意味を。
BAR「Spirits」第5話
~バーテンダー~
BARで提供しているものはお酒、というのはもちろんありますが・・・実はそれよりももっと大事にしなければならないものがあります。
それは、この場所でお客様と共に過ごす“時間”と“空間”です。
どんな人であっても、他のお客様に迷惑をかけない限りは幸せであって欲しい。
この場所で過ごした時間と空間によって、お客様が幸せになっていること。
その心だけにおいてバーテンダーという職業は、どのサービス業にも負けないはずです。
このカウンターにあるのが、BAR。
ここに、「TENDER」、優しさが加わると・・・
「バーテンダー」。
このカクテル。
ジン意外は全てワインをベースにしたお酒です。
ベルモットは白ワインにニガヨモギなどの香草を加えたフレーバード・ワイン
シェリーもまた白ワインがベースですが、製造の過程でブランデーなどを加えアルコールを強化したフォーティファイド・ワイン。
そしてデュボネは赤ワインにキナという樹皮をブレンドしたもの。フランスの食前酒です。キナはトニックウォーターの原料でもありますので甘くほろ苦い味がワインに加わりそのままでも充分に美味しい。
そのまま飲んで美味しいお酒同士を混ぜ合わせる。それは余計な作業なのかもしれません。しかしバーテンダーが本当に混ぜ合わせているものは・・・
お客様への想いです。
だから本来の味以上に美味しく感じるのだと思います。
そして、それこそが本当のBARTENDERの仕事なのだと、私は思います。
お客様、本日もBAR『Spirits』にお越し頂き、ありがとうございます。
どうぞ、「バーテンダー」です。
・・・・
そう、この店を始められたのもたくさんのバーテンダーさんのおかげ。
これまで関わってくれた全ての人達のおかげなんだ。
さかのぼる事5年前、
東京に来て1年目の冬。
俺はこの日、スピリッツの魔法にかかることとなる。
さぁ、物語は始まった。
2007年12月18日火曜日
東京タワー オカンとボク、時々オトン ~感動親子愛でなく、最高の親孝行だということを・・・~
総合76点/100点
(ストーリー:内容;14点
一貫性;20点
展開;14点
主張:10点
描写:8点
演技:10点)
リリー・フランキー原作で、テレビドラマにもなった『東京タワー』が映画化。私は小説もドラマも見ていませんので、原作、ドラマとの比較ができないことにはご了承を。
この映画、自叙伝ということでモノローグと過去との回想で物語がしばらく続いていく。シンプルであるがこういう王道パターンが非常に効果的であ り、かつ要点をついたきれいな起承転結で、オカンとの思い出に関する描写はほぼ満点の出来である。実際に体験している訳でないが、なんでこんな風に表現で きるのかと思う細部にまで拘った昭和の町並みも感心だ。それだけにオカンが数年で急変してしまったことがチョンボに思えて残念である。ストーリーでのオカ ンと“ボク”の描写は実にリアルで、2人のやりとりに見ている側も感情移入がしやすく作品に自然に入り込める。飾った言葉ではなく、実際に言われたことな のだろう。大学の留年が決まってしまったところを正直に言う息子に、きっとあのオカンなら怒るんじゃなく、「何でがんばっとれんやったとかぁ・・?」とな るに違いない。自叙伝のいい所をちゃんと映画でも発揮している。この当たりがストーリーで高得点をつけた要因である。
しかしながら、これだけ上手い回想をやっておきながらも、展開に少し欠け、ちと、くどい。見ている途中、これで感動にもっていけるんだろうかと の不安がよぎる。実際に、親子愛ということでの感動はおきない。泣けるはずのシーンも、お涙頂戴ばりの中の下以下の展開と描写。あぁ、単なる思い出話を描 いただけだったのかという作品・・・。と!!思いかけたのだがこの後がすごかった!最後までリアルに拘ったのも、これが描きたかったのかということが分 かった瞬間に作者のすごさを痛感した。これなら敢えてくどい回想シーンにしたのも頷ける。さっきまでのガッカリはおつりがくるくらいの感動に変わるのだ。 皆様もそのワンシーンから映し出され、感じ取るものを見逃す事なかれ。残念なことに親子愛で感動して終わりの人がいるだろう・・・。しかし、そうじゃな い。「最高の親孝行映画」だということを、感じ取ってほしい。このことを描くに関してもっと分かり易くすれば良かったのに、というのが惜しいところだ。
演技に関しても満点をつけた。脇役もいいのだが、主役の中川雅也役オダギリ・ジョー、オカン役の樹木希林の2人に尽きる。特にオカンの抗がん剤治療シーンは圧巻。あの演技にはどんな大女優も息を飲むに違いない。
久々の大ヒット作品『東京タワー オカンとボク、時々オトン』。オススメです。どうぞ、原作者の親孝行をご覧あれ。
2007年12月16日日曜日
ディズニーのクリスマス
2007年12月9日日曜日
タイ出張
2007年11月25日日曜日
第4話 ~ホット・カクテル~
カクテルというと、冷たいものばかりを想像する人がほとんどだろう。
でも、こんな寒い季節にはあったかいお酒が飲みたい。
赤ワインも、あっためて飲んでみると、意外とウマい。
ホット・ワイン・グロッグなんていうカクテルもオススメだ。
寒い季節、身も心もあったまるそんなカクテルも、バーテンダーのスピリッツがあるからこそ、あったかい・・・。
BAR「Spirits」 第4話
~ホット・カクテル~
カクテルというと氷が入った冷たいものというイメージを持たれる方が多いかと思いますが、
温ったまりたい時には、ホット・カクテルをお飲みになるのもいいですよ。
黒砂糖を2tsp。これをお湯で溶かします。
そこにダーク・ラムを45ml。
最後にバターを1片浮かべます。
寒い中お越し頂きありがとうございます。
どうぞ。「ホットバタードラム」です。
シナモンスティックでバターを溶かしながらお飲みください。
ラムは、さとうきびを原料とした蒸留酒です。
これを麦や芋で作れば焼酎になりますから、焼酎のお湯割りをちょっとおしゃれにアレンジしたもの。
と思って頂ければ。
カクテルを作る時には、ベースのお酒を先に入れるというのが普通ですが・・・
今回は敢えてお湯を先に入れてみました。
ホットカクテルはその方がグラスの中でお酒同士が一体になり易く、ステアすることによる温度の低下がありません。
お客様によりいっそう温かいカクテルを飲んで頂きたいと思いましたので。
それに・・・。
私もサラリーマンだった時、あります。
上司にお湯割りを作れと言われて出した時、「混ざっていない。」だの、「冷めている。」だの言われた事が。
本当はお酒の味なんて分かっていないのにね・・・。
でも、そんな時ってただ上司は部下に何か言いたいだけなんですよね。
それを理解し、ちょっと気を配り、ほんのちょっといつもより温たかく、心のこもったお酒を作ってみると・・・
世界が少し変わるかもしれませんよ。
そう言えば、もう街はクリスマスですね。
もう一杯、クリスマスにとっておきのホット・カクテルを。
・ブランデー 30ml
・ダークラム 15ml
・砂糖 1tsp
これに卵黄をかき混ぜて、シェイクします。
最後に温めた牛乳でフルアップ。
クリスマスドリンクとしても有名です。
どうぞ、「ホット・ブランデー・エッグ・ノッグ」です。
お客様は今年、彼女とどんなクリスマスを過ごされるのですか??
2007年11月24日土曜日
初のプロバスケ観戦!
スポーツ観戦は結構好き。
野球、サッカー、バレーは見に行った事あったけど、
何故か自分のやってたバスケだけは見にいったことがなかったのです。
(実は小、中、高と7年間やってました。)
という訳で昨日は念願のプロのバスケ試合を見に行ってきました。
自分がやってただけに、バスケの試合は面白かったです。
特に俺の好きな竹内選手が活躍してくれて・・・。
五十嵐のノールックパス→竹内のダンク
にはしびれました!!
バスケなんてプロでもひっそりとやってるもんだと思ってたら、
ハーフタイムにショーとかもあって、意外に会場は大盛り上がりでした。
後ろに座った人は五十嵐選手のご両親でちょっとビックリ。
野球やサッカーもいいけど、
たまには是非、バスケ見に行ってみてください。
ちなみに写真の1枚目が五十嵐選手。
2枚目も五十嵐選手のカットイン。
3枚目が竹内選手です。
スーツの人はコーチです。プレイヤーではありません。
2007年11月18日日曜日
サラリーマンが絶対負けないパチンコ塾 §3-2
第1章「勝てる理論」
セクション3 ~どう打てば勝てるか~
②ボーダー理論(実践編)
【公式1:ボーダー計算】
(等価以外の場合:X円交換の場合)
ボーダー(回転)=
大当たり確率の分母/〔{出玉÷(1-確変%)×X×(4/X×持ち玉比率)/1000〕
(等価の場合)
ボーダー(回転)=大当たり確率の分母/{出玉÷(1-確変%)×4/1000}
今日は前回学んだボーダー理論を、いよいよ実践してみます。いきなり難しそうな公式が出てきましたが、これがボーダーライン計算の公式です!!暗記する必要はありません。メモでもなんでも良いのでこの公式をパチンコ機種に当てはめてボーダーを割り出しましょう。そして、ボーダーを越えて打てば、トータルでは必ず勝ちます。
上記公式を見て、どうか面倒臭がらず。簡単です。どういう事か解説しますよ。
①大当たり確率の分母とは・・・例えば350分の1なら350。
②出玉とは・・・大当たり1回で出る出玉のこと。
③確変%とは・・・確率変動の確率。
④X ・・・2.5円交換ならX=2.5とする。
⑤持ち玉比率とは・・・現金投資でなく、持ち玉で打っている率。10時間中8時間持ち玉遊戯をしていれば80%とする。
ちなみによくパチンコ雑誌に載っているボーダーライン。あれはこの公式でちゃんと計算したものに比べて少ない回数が載っています。つまり、あのボーダーラインは正確なボーダーではない為、そのまま打っていたらまず勝てません。
公式を見るだけでは何が何だか分からないかもしれないので、
実際の機種に当てはめて考えてみましょう。
【CRスーパー海物語M55W(三洋)の場合】
(スペック)
大当たり確率=1/369.5 確変確率=60% 賞球=3&5&10&14
大当たり出玉=15ラウンド×9カウント
時短=全ての大当たり終了後100回
※2.5円交換 持ち玉比率=80%の場合
ボーダー=
369.5/〔{1890÷(1-60%)×2.5×(4/2.5×80%)/1000}
≒24.5(小数点第2位以下切上げ)
よって、2.5円交換の時、持ち玉比率が80%で打つことを前提にしたボーダーラインは24.5回転。まぁ25回転すれば最低打っても良いよ。という事になります。
ちなみに等価の場合
=369.5/{1890÷(1-60%)×4/1000}
=19.6
です。20回転する台を探せ。ということでしょう。
上の公式の当てはめ方、大丈夫でしょうか?当てはめただけなので公式と見比べればこんがらがらないと思うのですが・・・。一つ、大当たり出玉の割り出し方だけ分からない人もいると思うので、補足しますね。
【公式2:大当たり出玉の割り出し方】
賞球のアタッカー数×ラウンド数×カウント数
賞球のアタッカー数とは、賞球の一番右のところです。ちなみに一番左はスタートチャッカーに入った時の返し玉です。
つまりスーパー海の場合の出玉は、14×15×9=1890という事になります。
機種のスペックによっては大当たり出玉が記されてないものもあるのでそういう時は自分で計算しましょう。
さて、このようにして公式に当てはめていくと、その機種のボーダーが分かり、何回転すれば自分は勝てるのか?という事が分かります。
しかし、この公式はどういう理屈のもとに割り出されたものなのか??
初めに暗記はいらず、公式だけメモすれば良いと言いましたが、こればっかりはちょっと知っておかないと応用が利かないので頑張って理解していきましょう。次回はその「ボーダーライン公式の理屈」を学び、ボーダー計算の応用も覚えていきましょう。
(今日のポイント)
・以下の公式を使えば、勝つ為のボーダーラインを割り出せる。
(等価以外の場合:X円交換の場合)
ボーダー(回転)=
大当たりの分母/〔{出玉÷(1-確変%)×X×(4/X×持ち玉比率)/1000〕
(等価の場合)
ボーダー(回転)=大当たりの分母/{出玉÷(1-確変%)×4/1000}
・この公式で割り出されたボーダーより上で打てばトータルでは必ず勝てる!
2007年11月17日土曜日
憧れのBAR
BAR「Spirits」を読んで頂けている方はご存知かと思いますが、
俺はかなりのお酒好き。中でもBARで飲むカクテルが大好きです。
そんな俺ですが・・・東京に出てきて3年目にしてついに行ってきました!
銀座の名門BAR
名古屋にいる頃から「東京に行ったらココ行ってみたいなぁ・・」
って思ってた憧れのBARです。
そのBAR「TENDER」の上田さんは、スタンダードなカクテルブックにも登場するカクテルを考えた人です。
「春暁」「春雷」「キングスバレイ」なんてものはこの方が考えました。
シェイクの技術がほんとに見事でビックリです。
同じお酒をここまで美味しくできるのか?!
と感激しました。
お会いできただけで感激なのに、その自らの手で作った「キングスバレイ」が飲めただなんて!
本当に感激でした。
実はもう1つ行かねばと思っている名門BARに「モーリバー」があります。
ここのマティーニは絶品だとか。
「TENDER」で味わったシェイクが本物すぎてビックリだったので、こちらに行くのもすごく楽しみです!
2007年11月10日土曜日
アンフェア the movie ~ドタバタすれば良い訳じゃない~
『アンフェア the movie』 ~ドタバタすれば良い訳じゃない~
(07年3月)
総合48点/100点
(ストーリー:内容;10点/30点
一貫性;6点/20点
展開;20点/20点
主張:4点/10点
描写:4点/10点
演技:4点/10点)
ファン待望の、篠原涼子主演のドラマ『アンフェア』が映画化。ドラマを見ていなかった私だが、「まさかこの人が?!」という裏切りサスペンスは毎回ハラハラどきどきの連続らしく、ホラー・サスペンス好きにとってはかなり期待のもてるの作品である。以下に、ドラマ『アンフェア』との関連が述べられない事にはご了承頂きたい。
『アンフェアthe movie』は、確かにどんでん返しの連続で、日本の警察とは思えない数多くの銃撃戦はハラハラどきどき物である。しかも、主人公雪平夏見の愛娘が事件にまきこまれ命が危うい!という展開。ファンにとってはきっとたまらない。
しかし、良いのは中盤まで。ドタバタだけすれば良い訳じゃない。終盤のクライマックスがそうなりすぎているせいで、もう何が何だか分からなくなっている。「終わりよければ全てよし。」作品に出てくるこの言葉を、制作者が一番分かっておらず、終わりが汚いせいで作品全体がものすごく汚い。「誰が裏切り者なんだ?!」と見ているこっち側が疑心暗鬼になるような期待も、何が何だか分からない。展開が激しくどんでん返しがあるのはよいのだが、限界がある。短い間に5転・6転もされた上に俳優さん自らセリフの中でくどくど説明する羽目になるのは一生懸命考えてもこんがらがってくるしもう何がなんだか分からない。その上銃撃戦も使いすぎで、終盤の大事なところでは既に飽きてきている。「撃つのか?撃たれるのか?」とハラハラさせたい所が・・・・「あ、やっぱり撃った。」と、なる。そして当然ながら愛娘との親子愛の感動なんぞ、くる訳がない。監督としてはドラマ以上の作品を作ろうということでこれまでにないどんでん返しとアクションを頑張ったところなのであろうが、残念ながら見事に裏目に出てしまった。
結局のところ傑作となるはずの裏切りサスペンスは、汚いサスペンスとできの悪いアクションとなり非常に残念である。見る際には、特にアンフェアファンの人は広いこころを持ってみてください。
2007年11月4日日曜日
サラリーマンが絶対負けないパチンコ塾 §3-1
セクション3 ~どう打てば勝てるか~
①ボーダー理論(基礎編)
パチンコで勝つにはどうしたらいいですか?一言でいうとどんなこと?
と、よく聞かれることがあります。
人それぞれ打ち方はありますが、パチプロがこれと信じて答えることはただ一つ!
さて、今日はいよいよどうやったら勝てるかというその答えを考えていきましょう。
もちろんこの「勝てる」というのは、「熱い演出が続いたからそろそろ当たりそうだ」という、根拠のないものではありません。これまで学んできたパチンコの大当たりは完全確率であること、確率は必ず収束するということを踏まえて、「理論に基づいての勝ち」を考えていきましょう。
【問題6】
6面体のサイコロを振って、1の目が出たら大当たり。
1回振るのに1kかかり、1の目が出ると6kのバックがあるギャンブルです。
勝負は600回行います。サイコロは必ず1/6で1の目が出ます。
このギャンブル、あなたは勝てると思いますか?負けると思いますか?それとも引き分けますか?
パチプロとして最も正しい判断をして下さい。
(kとはこの講義で使う単位で、1000円相当の価値があります。)
【解答:問題6】
(ほぼ)引き分ける
ちょっと微妙な問題なのですが・・・パチプロとしては引き分けると答えるのが正しいです。
これまでに習った確率収束論を使ってみてください。
・サイコロは必ず確率通りに1/6で1の目が出ます。
・600回振ったとすると100回1の目が出ます。
この時の収支は・・・
支出=600回×1k=600k
収入=100回×6k=600k
もちろん1の目が101回になるかもしれないし、99回かもしれません。確実そうなるとはいえませんがそんなにはぶれません。実際にこの勝負やってみて下さい。ほぼ上の結果に近づくことは間違いありません。パチプロとして最も正しい答えは引き分けです。
1回サイコロをサイコロを振るのに1k
1/6の確率で出る1の目を引いたら6kのバック。
という、この勝ち負けのない引き分けるラインを、「ボーダーライン」と言います。
ボーダーラインを越えれば、勝ち。越えなければ負けです。
これが、大事です。勝つ為のポイントなのです。
それでは、どうすればこのギャンブルが勝てるようになるでしょう?
①1の目が出たら2kのバックがある。
②サイコロを1回振るのにかかる支出が0.5kになる。
③サイコロを5面体にしてもらう。
これらは全てボーダーラインを越える要素です。こうなればこのサイコロギャンブルは勝てます。
それでは、パチンコにおいてのボーダーラインとはどういうことになるのでしょう?
それは、1kで何回回転するか?ということです。パチンコのスペックを変えることはできませんし、バックする金額を勝手に増やすこと・玉貸しの金額を下げる事もできないですから。
1kでボーダーラインを越えていれば勝てる台。1kでボーダーラインを割った台は負ける台ということになります。
ボーダーを1回でも多く回る台に座れば勝ちなのです。
そんな引き分けすれすれのラインを、しかも確率によって左右されるような台に座って絶対勝てるのか?
と思う人もいるかもしれませんが・・・絶対に勝てます!パチンコのボーダー=1kで何回回るかは、そんな誤差の範囲で変わるような計算をしないからです。(次回講義で詳しく説明します。)
パチンコに勝つにはどうしたらよいか?一言でいうなればこういうことです。
「ボーダーラインを越える台で打つ!」
確率を信じてこれを守っていれば絶対に勝てます。
今日のまとめです。
・パチンコで勝つ為の打ち方はボーダーラインを越えてうつこと。
・パチンコでのボーダーラインとは、1kで何回回るか?ということ。
それでは、実際にボーダーラインを越えて打つとは具体的にどういうことか?
次回はそれを考えていきましょう。
<補講:ボーダー理論基礎>
今日習ったのボーダー理論をより深く理解するためのものです。次回講義でパチンコで勝つ為の公式を記しますので、面倒くさい理解が嫌いな人は読み飛ばしても構いません。
例えば、こんな機種のボーダーラインを計算してみましょう。
・大当たり確率 1/200
・大当たり出玉 2000玉
・確率変動なし
○等価交換(1玉=4円相当のバック)
①1回の大当たりでは2000玉×4円=8000円=8k出る。
・・・という事は、1回の大当たりで得る為には最高8kの支出で抑えなければならない。
=200分の1の大当たりを引くのに8kまでしか使えない。
では、
1kあたりで何回回れば200回転に辿りつくか?
②200÷8=25
∴
1kあたり25回転すれば8kで200回転回る。
=8k支出をすれば、8kのバックがくる。
A.1kあたり25回転がこの機種のボーダーライン
2007年10月25日木曜日
ふと、こんな事を考える ~血液型の相性~
最近まんざらそうじゃないような気がしてる。
全く根拠のないことだけど、
ふと、こんな事を考える。
全く根拠のない俺の理論だと、一番相性の良い血液型は「AO型」と「BO型」
この組み合わせのカップルは全ての血液型の子供を産む事ができるから。
何が言いたいかっていうと、より多くの血液型の子孫を残せるカップルが相性が良くないと困るっていうこと。
例えば仮に、「AA型」と「AA型」のカップルばかりが結婚していったとしよう。
すると子孫はみんな「AA型」。AA型の氾濫。
こうなると困る。
B型やO型、AB型の人達は輸血のときの血液量が減る。
そうしてますますAA型の人達ばかりのカップルになりいつしか人類は皆AA型になる。
こうなるとさらに困る。
例えばAA型の人に感染する病原菌が出てくるとする。
そうすると人類は全滅する。
あぁ。B型やO型、AB型の人が生き残っていれば、人類は滅びずにすんだだろうに。
という事に、なる。
だから人類はより多くの血液型を残していかなくてはならない使命が、ある。
血液型の相性とは知らず知らずのうちに人類生存を担うものなのかもしれない。
これが血液型の相性であり、性格へと反映されるのかもしれない。
ふと、こんな事を考えてみた。
2007年10月21日日曜日
新婚旅行
2007年10月10日水曜日
天然嫁日記 ~スラムダンクを見て~
「花道いいよね~~。流川とのハイタッチ感動だよ~~。」
「やっぱ山王戦が一番いいよね。湘北良くぞ勝ったよね!」
等と感想を述べる・・。
俺はスラムダンクの感動に浸っている嫁に一つ問題を出した。
「全国制覇をした高校はどこか知ってる?作品中には出てきてないけど、
井上雄彦がホームページで発表したんだよ。」
正解:博多商大付属
嫁の回答1
「え~~??ひょっとして海南??」
あ~それは作品中に「全国2位の海南」って出てきてるから、違うんだよね~。
嫁の回答2
「ん~~~。ん~~~~~。
・・・・・・
分かった!! 山王??!!」
・・・・・・・
え~~~!!!
まさかの山王工業敗者復活戦からの全国制覇です。
さっきまでその試合に感動してたんとちゃうんかい!?
2007年10月8日月曜日
産まれてから今までで一番旨かった食べ物
東京ドームの近くの『京城』という焼肉屋に行ってきました。
ニッスイの先輩が、
「この肉食ったら牛角にいけない。」
というのでどんなもんやと行きました。
しかし・・・これが食った瞬間にビックリ!!
衝撃の味でした。
めちゃめちゃ旨いです。
上質の肉・・・というのではなく。
肉とは思えない何か別の美味しい食べ物でした。
北海道のいくらや、鹿児島の本場の黒豚、東京の有名ラーメン店、有名シェフのビストロ。
今までしゃれになんないくらい旨いと感じた食べ物、
そのどれよりも旨かったです。
こんな美味しいものを食べれて幸せでした。
しかもたくさん食べて飲んで1人8000円とかなりお得!
写真は、一緒に行ったニチロ、JT、ニッスイさんの先輩方です。
東京には美味しい食べ物屋がいっぱいあるなぁ
2007年10月6日土曜日
2007年10月3日水曜日
宝物
ついについに手に入れました。
2年前、床上浸水で廃棄処分になっていらい、
これを買おうと思っていてなかなか踏み出せなかったものを
要約入手!
何回読んでも面白い!何回読んでもなけます!
ちなみに忘れかけた頃読む方への一番のオススメシーンは・・・
#184「素人桜木2」の9ページ目。
湘北対綾南
神奈川県決勝リーグの最終戦。
これに勝った方が全国を手にする!
15点差以上離した湘北が、仙道を中心に1点差にまで詰め寄られた後半2分。
「次の1本を取った方が全国だ。」
神奈川の王者海南大付属の牧は語る。
会場の誰もが思っていた「大事な1本」
読んでいる俺も・・・
「どうやって決まるんだったっけなぁ・・・?」
と期待充分。
そんなところでこのシーン。
そりゃ「うわぁっ!?」だよ(笑)
2007年10月2日火曜日
第3話 ~シャンパンカクテル~
例えばあなたが彼女と喧嘩をした時、どんな風に仲直りを持ちかけますか?
遠距離恋愛中の俺にとっては、喧嘩したまま帰ってきてしまった前回のデートのお詫びを、いつもの荻窪のBARで決めようと思っていた訳です。
バーテンダーさん。
そんな時にオススメのカクテルはありますか??
BAR「Spirits」第3話
~シャンパンカクテル~
例えば今度お客様が今度彼女にお会いする日が何かの記念日だったりはしませんか?
もしそうではなくても、無理やり記念日を作ってしまうというのも、BARの演出のひとつになるかもしれません。
女性の方と素敵な記念日に飲むカクテルと言えば、ありきたりではありますが、やはりシャンパンベースのものが良いのではないでしょうか?
シャンパンはその泡が満点の星空の数と同じと例えられるくらいロマンチックなお酒です。
アンゴスチュラ・ビターズというほろ苦いリキュールを角砂糖に1ダッシュ。
これをシャンパンにドロップすると・・・。シンプルですがとても綺麗なカクテルになります。
どうぞ、「シャンパンカクテル」です。
このカクテルは、映画「カサブランカ」の中で登場し、
「君の瞳に乾杯」というセリフで有名になったですよね。
彼女の前で「君の瞳に乾杯!」なんてちょっと臭いですが、BARだからできることなのかもしれません。
しかし・・・。どんなに美味しくカクテルを作ってもそこに心が入っていなければ気持ちは伝わりません。
きっとお客様の気持ちを伝えられるのは、お客様自身だけなのでしょうね・・・。
・・・
「この前は、ごめんね・・・」
そう言って、初めて作ったカクテル。
スピリットを込めて、でも繊細に。
・フレッシュミントに水を1ダッシュ。
・角砂糖1個
そこにシャンパンを注ぎ・・・。
「シャンパン・ジュレップ」
2005年10月7日、彼女と迎える5年5ヶ月記念日のお祝いに、自宅にて。
君の瞳と、俺たちの将来に乾杯!
2007年9月30日日曜日
第2話 ~シャルトリューズ~
夏風邪気味でも、仕事続きで疲れていても、早く家に帰っていつもより早く寝なきゃいけなくても・・・
酔いたい気分になる時だってある。
営業で疲れて会社に帰って来た時に上司からの説教メール。その仕事をこなして25時に会社を出る。明日は6時起きなのに・・・。
飲まなきゃやってられない時だって、ある。
BAR「Spirits」第2話
~シャルトリューズ~
夏風邪でお疲れの時には、家に帰って早く体を休めるのが一番ですが・・・、是非飲んで頂きたいリキュールがございます。
リキュールというと、カシスやカルーアなど、日本では「甘いもの」というイメージが強いのですが、リキュールの種類にもいろいろとございます。
これが、『シャルトリューズ』というフランスの修道院リキュールです。
130種類ものハーブや香草を使っているそのオリジナルの製法は400年以上も門外不出。
ハーブや香草は、薬草ですから風邪やお疲れの方にも是非オススメです。
シャルトリューズは謂わば、日本でいう、『養命酒』なんですよね。
どうぞ、『シャルトリューズ・トニック』です。
アルコールには殺菌作用もあり、体内の温度も高めるため、本来お酒はとっても体に良いものなんです。
このジンだって、もともとはお医者さんが考えたスピリッツなんですから。
お医者さんが解熱剤として作ったジンが、いつのまにか人々に愛されるお酒となり、現在ではカクテルにかかせないスピリッツになっています。
お医者さんの魂は、人々の体を元気にするために・・・。
では、バーテンダーは・・・?
人々魂を元気にするためのカクテルを処方します。
・ジンを45mlに、
・シャルトリューズ15ml
これをステア
「グリーン・アラスカ」
というカクテルです。
お客様、お体にどうぞお気をつけて。
これを飲んで明日もお仕事がんばって下さい。
2007年9月25日火曜日
第1話 マティーニ
名古屋にいた時からお酒は好きで栄のバーにも当時の彼女と良くいったものです。
東京に出て荻窪で独り暮らしをしている頃、素晴らしいバーテンダーさんに会って、その人からバーテンダーの心、お酒の心を教わりました。
漫画のようなバーの世界も、実は嘘じゃないかもしれません。
BAR「Spirits」 第1話
~マティーニ~
お客様はマティーニというカクテルのレシピをご存知ですか?
・ドライジン 45ml
・ドライベルモット 15ml
あとビターズを1dashにレモンピール。
しかしこれだけのものが何故「カクテルの王様」と言われるようになったのかご存知ですか?
それは、これがバーテンダーの魂(スピリッツ)だからだと私は思います。
お酒の好きな方が何故究極のマティーニを求めるのか?
それはそこにバーテンダーの魂を探すからかもしれません。
実はマティーニには決まったレシピがありません。今作ったものはカクテルブックに載っている一番オーソドックスなものを作っただけです。
使うジンの銘柄、温度によっても味はだいぶ変わります。もちろん分量も。フルーツを使ったものもマティーニです。
しかし、私はいつも思います。バーテンダーとしてお客様にお出しする全てのお酒が、カクテルであり、マティーニなのだと。
本来はお客様に合わせた最高の一杯を作るのが我々バーテンダーの仕事です。
だからそこにバーテンダーの魂が込められるのです。
このマティーニに、個性が無くなってしまった時、それはマティーニと呼べません。
その人の想いを酌み、自分の想いをお酒に注ぐ。
そうなって初めてマティーニというカクテルが誕生するのです。
そう、
大切なのは自分を持つことです。
そしてそれは少し、人生にも似ているかもしれませんね。
お客様、お客様は今、どんなマティーニをお飲みになりたいですか?
2007年9月24日月曜日
華麗なる一族 ~ドラマでは、人生で一番の大傑作~
総合 65点
(ストーリー:内容;25点/30点
一貫性;10点/20点
展開;13点/20点
主張:8点/10点
描写:8点/10点
演技:4点/10点)
山崎豊子原作の本作品は、2007年にTBS開局55周年記念ドラマとして全10話から放送された。主人公万俵鉄平の生き様には日本中が感動を 覚え、ドラマ自体も非常に高い評価を受けた作品である。映画は1974年に公開されており、ドラマで万俵大介を演じた北大路欣也も別の役で出演している。
この映画を見た全体的な感想は、「ドラマの方が断然良かった」である。しかし原作が非常に良い為ストーリーはかなり面白く、映画の方もかなり の高評価を出した。ドラマと映画の大きな違いは万俵鉄平にスポットを与えている機会がかなり少なく、鉄平の生き様が伝わってこなかったことだ。専務として の社員に対する態度、兄弟姉妹に対する兄としての態度など、鉄平の人間性の良さが表現されていないため、最後のシーンの感動がグッとこない。そして、時間 の関係もあるかもしれないが、ドラマでは鉄平以外の脇役もかなり良い味を出しておりそれぞれのリアルな人物描写が、視聴者を作品に引き込んでいくのに、映 画ではそれがない。演技の下手さもあり、それぞれの人物描写もドラマに比べると大変物足りなく感じてしまうのだ。
しかし、原作はかなり良い。今まで見たことのないスケールの大きな、そしてそれを実にリアルに描いている。そう、この作品の面白さは普段我々 庶民がふれることのない財閥の世界を実にリアルに表現しているところにある。見る人によっては「難しい話」ということも聞くが、作品の登場人物をうまく活 かして知らない世界を分かり易くリアルに描いているため、ストーリーがかなり面白い。話の展開だけなら、シェイクスピアのリア王のようなありふれた話に なってしまうが、スケールを大きくリアルに描いているから面白い。何より主人公鉄平の人柄には見ている人全員が引き込まれる魅力がある。
もしドラマで採点をすると、ストーリー68点、主張10点、描写10点、演技10点と、ほぼ満点をつけたい1作だ。まだドラマ『華麗なる一 族』を見ていない人には是非DVDを借りて見て欲しい。私が24年間で見たドラマの中で一番の大傑作である。見終わった後にはきっと何かを感じ、考えさせ られ、自分の確かなプラスとなることができる。
小田原のおっさん
昨日小田原のおじさんに会いにいってきました。
おじさんとの出会いは約2年前。
新人研修が終わって名古屋に帰る途中、最終の新幹線が小田原までしか行かず途方にくれていた時のことでした。
小田原の街をうろうろしていて、温泉宿が見つかったので、今日はここに泊まるしかないか・・・。
と沈んだ気持ちのまま靴を置こうとした所、
「おい、にいちゃん!スウェーデン人はいいぞ!」
と声を掛けられました。
年齢は40歳くらいのおっさん。
聞き流そうと思えば良かったのですが、
「これからきっとこういった人達がお客さんになって接しなきゃいけないんだろう・・・」
と、思って少しお相手をしていたら、
おっさんは結構良い人で、昔お世話になったバイト先の店長みたいな人でした。
意気統合した俺たちはそのまま一緒にサウナに入り、
飯もごちそうになり、ビールもごちそうになり、
しまいにゃなんと宿代までおごってもらっちゃいました。
知らない人に声かけられた時はついていっちゃ駄目だよ
と、子供の時教えられたものですが、
こういった出会いもあるものなのだと思います。
その小田原のおっさんとは今でも付き合いがあるという訳です。
昨日は嫁と小田原城を観光し、
そのおじさんが経営する居酒屋に行ってきました。
おじさん、夢だった居酒屋オープンおめでとうございます!!
2007年9月18日火曜日
リゾナーレ
先々週の土日、お客さんとの旅行に行ってきました。
お客さんとの旅行というと接待のように思いますが、
全然違います。
仲の良いメーカー同士誘って、お客さんともすごく良くしてもらっている所なのでプライベートのようなもの。
むしろ社員旅行より気を遣いません(遣えよ!)
今回の場所は東京から
長野の車山高原へ行き、
山梨県は小淵沢にある「リゾナーレ」という施設に泊まりました。
リゾナーレは某メーカーさんの保養所らしく、ただで泊まれました。
でも、その施設がすごい。
ホテルの一角がリゾート地になっています。
こんな様子です↓
http://
ホテル内に町並みがあって、プールや温泉まであります。
室内もすごく綺麗でほんとなら一人25000円もするんだとか・・。
写真は車山高原のものです。
自然って素晴らしいね。
メーカーの先輩達とケンカになってしまったこともあったけど、
意見をぶつけ合って仲直りできる男の友情に改めて感激しました。
俺が参加したのは今回で3回目。
毎回いろいろと楽しいことがあるけれど、とっても有意義な旅行だったと思います。
2007年9月15日土曜日
叫 ~久々に素晴らしいホラー描写が見れた~
総合66点/100点
(ストーリー:内容;19点/30点
一貫性;9点/20点
展開;14点/20点
主張:7点/10点
描写:9点/10点
演技:8点/10点)
近頃は小説や漫画、ゲームからの実写ホラーが多かったが、この『叫』は映画オリジナルのストーリーで、ホラー好きの私としても期待が高まる作品だ。ホラー映画において、世界的にも評価の高い黒澤清監督の作。
さすが、ホラーの巨匠というだけの作品で、映画を怖く見せる描写は圧巻だ。ゆったりと視聴者の心を落ち着かせておきながら、突然現れる幽霊で 「うわっ!」というシーン。逆に効果音や大声を使うのではなく、ゆったりと現れる幽霊で「ゾクッ!」とくるシーン。ただ怖いCGやメイクでわ~わ~と叫び 回るホラー映画とは違う、さすがの描写であると思った。殺人事件を追う刑事自らが容疑者になり、しかも自分が知らないうちにやってしまったかもしれないと いう、そんなストーリー展開も、幽霊という非現実的なものにリアリティを加え作品全体を面白くしている。最近のホラー映画で怖がれなかった方には是非見て 欲しい1作だ。
ただし、ミステリー・サスペンスの面をとると肝心の話内容が上手くまとまっていない。とくにクライマックスからエンディングにかけて実に荒々し い。どんでん返しは面白いのだが、それではどうして??や、どういうこと??と突っ込みたくなるような箇所が満載で、結局ストーリー全体が非常に汚くまと まってしまっている。解決においての重要なポイントは、手段・可能性と、そして「動機」なのである。これまでの伏線や描写を上手く使ってクライマックス、 エンディングを迎えて綺麗に終わることができていれば、最高のホラー映画に仕上がったこと間違いなしである。
結局のところミステリー映画というものは、ただ怖いだけではダメで、しっかりとしたストーリーがあってこそ「良い映画を見たなぁ。」と感じる ことができるもの。ミステリーやサスペンスなどは、話を面白くできる展開が豊富なのだから起承転結を綺麗に駆使し、面白いストーリーを作っていくべきであ る。抜群のホラー描写はかなりのものであったが、この映画にはそこが足りなかった。
2007年9月12日水曜日
手紙 ~起承転結が汚い作品の典型~
総合35点/100点
(ストーリー:内容;12点/30点
一貫性;4点/20点
展開;8点/20点
主張:0点/10点
描写:6点/10点
演技:5点/10点)
大人気作家:東野圭吾さん原作の映画第4弾。私はあまり小説を読まないのだが、東野さんの作品に関しては好きで、読んでいる。リアルで鋭い人物描写や話の内容はすごい。こういう人が賞をとるのだろうなぁといつも感動を覚えるものだ。
しかし残念ながらこの映画に関しての見所はほぼないに等しい。原作で最も大切な「兄との絶縁」の部分がおろそかに描かれすぎで、下手に兄弟愛に走 りすぎたせいか何が言いたいのかさっぱりと分からず、その上感動もできない。これでは東野圭吾さんのせっかくの主張も何も伝わらない。私は「いかに原作通 りに描くか」ということには拘らず、映画は別に原作とかけ離れて作っても良いという考えだ。だから兄弟愛に走ったということを悪く言っている訳ではないの だが、それならばもっと兄弟愛としての物語構成にすれば良かったし、原作にアレンジを加え違う作品にしたって良かったとさえ思う。(東野さんの了解を得 て。)
視聴者が喜びそうな感動作品に仕上げようとしたはいいが、ある程度原作通りのストーリー展開を守る。しかし全くそれ通りにはいかず途切れ途切れ の話展開。こういう映画は起承転結が汚い作品の典型で、結局は「何が言いたいの?」ということになってしまう。原作で描きたかったことと、この映画で描き たいことの違いがあるのであればそもそもその隙間を埋めることはかなり難しいのである。原作通りを守るか、変えてしまうかを決めないでどっちつかずになる のが一番いけない。話の起承転結が崩れると何がなんだか分からなくなってしまうのである。特にこの作品のようにクライマックスでの大きな部分の筋道をそら してしまうというのは、見ている側としてはキョトンとなる他ない。いくら俳優さんが良い演技をしても、ぐっとくるような演出をしても、これでは台無しだ。
結局この映画の見所は相変わらず素晴らしい演技を見せる主演の山田孝之だけであろう。今回はお笑いコンビとしての演目までこなす訳だが、芸人と しての間も結構上手くて普通に笑えるネタもあった。沢尻エリカの下手な関西弁さえなければ演技で10点をつけてもいい。それだけ山田孝之の演技は素晴らし い。原作ではお笑いコンビという設定ではなく、ストーリーとしては甚だ疑問なのだが、山田孝之だけ見るとしては思い切って設定を変えて良かったのではない かと思う。
2007年9月4日火曜日
犬神家の一族 ~温故知新~
総合60点/100点
(ストーリー:内容;11点/30点
一貫性;19点/20点
展開;10点/20点
主張:5点/10点
描写:6点/10点
演技:9点/10点)
日本映画史上最高のミステリーと称される犬神家の一族がリメイクされた。角川ホラー30周年記念作品でもあり、監督も主演も30年前と同じキャス トであるらしいが、私にとってはこれが初めて見る犬神家の一族であり、過去作品の比較への評価ができないのはご了承頂きたい。ちなみに日本の名探偵金田一 耕助の話を見たのも初めてであった。
ということでこういった作品は私のような現代っ子が評論すべきでないのかもしれない。横溝正史というと奇抜なトリックと予想もつかない話展開と 聞いてはいたけれどトリックも話展開も現代ミステリーの方が面白いように思った。もちろん、横溝先生の発想があったからこそ、それが現代のミステリーに活 かされているのであると思うが、見る順番が逆なのだからしょうがない。一番のがっかりは、ミステリーで一番のクライマックスである真相部分。綺麗にまと まってはいるが、逆転につぐ逆転という派手さがない。佐清の正体が明かされるのも、真相以前に分かってしまっているのでクライマックスでの盛り上がりも、 答えが分かっている解答合わせのようである。謎解きができないミステリーには、現代っ子の僕らとしてはやはり残念なように思う。全体的な起承転結が非常に きれいにまとまっているだけに、せめてもう1転する展開は欲しかった。
ミステリー映画としての恐怖感もイマイチ表現に長けない。ここは敢えてホラー映画が嫌いな人にも見れるようにとの配慮なのかもしれないが、ミステリーファンとしてはものたりないと言った所だろう。
しかし、主演の石坂浩二を初めとする俳優・女優人は豪華キャストなだけあって出来が非常に良いし昭和20年という時代感もかなり上手く描かれている。先にも書いたがストーリーの起承転結はしっかりしているので見ていて非常に気持ちが良い。
こういった意味でこの犬神家の一族は、古きを知り新しきを知る作品ということではないだろうか。新作落語ばかり見ていた人も時には古典落語を見て みるのは良いだろう。現代小説ばかり見ている人も、たまには夏目漱石を読み返すのも良いだろう。もちろんもともと古典が好きな方には、大満足間違いなしな のである。これだけの月日が流れても愛される作品になる。そんなモノを、これからは現代の僕らが後世のために作っていかなくてはならないのである。
2007年8月28日火曜日
『NANA2』 ~愛・友・夢が混ざった充実の展開~
(ストーリー:内容;18点/30点
一貫性;15点/20点
展開;20点/20点
主張:7点/10点
描写:4点/10点
演技:7点/10点)
2005年9月に公開された『NANA』の続編であり完結編。前作とは大きくキャストが異なった作品であるが、内容は前作の続きである。
続編にもかかわらず、キャスト(しかも主役や準主役まで)の大幅変更というのは、大人の事情を考慮したとしてもやはり頂けない。宮崎あおいは演技 がイマイチながらも表情豊かな表現で恋多き乙女の味を出していたのだが、市川由衣は乙女の弱さを表現するハマリ方がいまひとつ。その他にも主人公ナナの恋 人でありライバルバンドのベース担当の本城蓮や、ブラストのメンバー、シンも異なる俳優が演じている。これでは続編として見る際に戸惑いを覚えてしまう。
しかし、キャストは大きく変更したが雰囲気は全く変わらないのがすごい。普通これだけ大きくキャストを変更したら、もっと作品自体が壊れそうな ものなのに、雰囲気は前作同様に描写されているため、充分続編ということで見ることができる。作品の一貫性での減点はないに等しい。それに加え、(感銘を 受けるシーンがないことはさておき)前回よりもさらに面白いストーリー内容である。愛情・友情・夢をテーマにし、それぞれが交錯しながらもしっかりと起承 転結はつけており、ストーリー展開も終始ハラハラの連続で見ている側を飽きさせない。恋の病や友情の崩壊や夢への挫折なんていう、ありふれたストーリーの 中にも、様々な展開を見せそれが効果的にきいているから面白い。少女漫画とは思えないSEX描写がされることも、作品全体をリアルに見せている訳なのだ が、これについては前作中島美嘉が見せたような場面がなかったのが物足りなく、少しリアルさを欠いてしまっている。夢の内容である音楽についても作品をと ぎれさせず、壊すことなく効果的に取り込んでいるのが相変わらず素晴らしかった。市川由衣の演技の下手さや、所々に見られる粗のある描写、感動部分や SEX描写がないことにも、この作品展開があれば目をつむって映画を楽しめることだろう。
もし前作同様のキャストでこれを行えば、続編としてより一層入り込むことができたであろうに。それだけに惜しい一作である。そしてもう少ししっかりと粗をとって芸術性をおりこみ感動作品に繋げれば邦画界の大バケ作品になったに違いない。
2007年8月26日日曜日
大日本人 ~松本人志のお笑い魂~
(ストーリー:内容;9点/30点
一貫性;4点/20点
展開;4点/20点
主張:10点/10点
描写:3点/10点
演技:3点/10点)
ご存知お笑い会のカリスマ:松本人志の初監督作品として期待の高いこの作品。私の少年時代に大きな影響を与えてくれたのがダウンタウンで、自分に 明るさを教えてくれたのは彼らであった。番組は欠かさず見ることはもちろん、初めて買ったCDも『Wow Wow Tonight』で、中学2年の頃の読書感想文には『遺書』を書いたのも覚えている。それだけにこの作品は非常に楽しみにしていた・・・のだが、いざ評論 を書こうとするとものすごく評価がしづらい作品であった。それは私情も入ってしまうからなのであろうが・・・。
たぶんきっと映画評論家の中でこの作品を絶賛する人はいないだろう。そしてこの作品が何かの賞を取ったり、映画として名高い評価を得ることもな いはずである。私自身の評価としても、主張を除いた全項目においてかなり厳しい採点をした。何故なら「ただ、何の考えもなしに」映画としてだけ見るとつま らないからである。コメディなんだったらもっともっと笑いの要素を入れて欲しいだろうし、前半部分はゆったりとした展開の上見所もない。「オッ」と見張る 部分があっても単発。後半部分は今まで綺麗に描いていた世界をぶち壊すような描写で、それがエンディングまでだらだら続く。ましにはなったが松本人志自身 の演技もやっぱりイマイチ。
と、いう評価をするのがおそらく正しいのだろうが、実は私自身はとっても満足している作品だ。皆様にもこの映画の中に組み込まれた意志を是非感 じ取って本作品を見て欲しい。その意志とは、「松本人志のお笑いへの魂」である。松本監督は、今現在普通には表現できない笑いがあるから映画でそれを表現 したかったのである。
何故お笑いだけ自由に表現できないのだろう。ヒーロー戦隊が5人で怪獣1匹を退治するのは許されて、芸人が芸人をいじめるのはダメというのは何 故だろう。下ネタは子供の教育に良くないとの批判がある。老人がボケたことを笑いに変えたり、人の死を使った笑いなんかも非難を浴びる。でも、笑いとは知 らない間に人々を豊かにするものであり、たとえそれを誰かに分かってもらえなくても、俺はそれをやりたいんだ。実際にホラ、おもろいやろ?
というのが松本監督の考えである。それがこの映画『大日本人』に込められた想いであり、劇中にもゲームをやる子供を例えて述べられている。映画としてこの作品を見る方も、ただ批判するだけでなく、松本監督の想いを是非とも組み込んで見て欲しい。
映画会場が爆笑に包まれた時、私は別の意味で涙が出そうになりました。
2007年4月11日水曜日
DETH NOTE前・後編 ~ファンにはたまらないオリジナル作品~
(ストーリー:内容;28点/30点
一貫性;11点/20点
展開;11点/20点
主張:6点/10点
描写:4点/10点
演技:5点/10点)
週刊少年ジャンプで連載され、一躍大ヒットとなった漫画『DETH NOTE』が映画化された。私は連載中も1話~最終話まで欠かさず読んでおり、単行本も全巻揃え何度も読み返したほどの大ファンである。大場つぐみ・小畑健のタッグで描かれた当原作は、舞台設定、キャラ像、そしてなによりストーリー性、中でも頭脳合戦での奇抜なトリックには、多くの人が魅了されたに違いない。ちなみに全108話(人間の煩悩の数)、単行本全13巻(キリスト教で縁起の悪い数字)などという細部にまで拘っている1作で、私自身、『スラムダンク』以来の大傑作であると感じており、皆様にも強くお勧めしたい作品だ。
と、いつもより作品紹介を熱く語ったのにも、ひとえにこの作品のストーリーは原作が優れているためにかなり面白い内容だということを言いたかった為だ。「ノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という設定の下、全く正反対の正義感を持った天才vs天才の頭脳合戦が展開されるストーリー内容、たまらなく面白い。本当ならば内容で満点をつけたかった所だが、主観が間違いなく入る為、若干の減点をすることにした。それでもほんの少ししかさせなかったのは、「ファンにはたまらない内容」であったから。「デスノート」に出てくる数々のトリック以外にも、原作にはないノートの使い方が登場している点が特にそうで、ファンであればそれにココロを揺さぶられない訳がない。Lが最後に死んでしまうシーンには、チョコと玩具が登場するというファンにしか気付かない細かな演出も随所に見られ、たまらない。そして原作での重要な場面、「実写で見たい!」と思うところは外さず、しっかり描かれている。デスノートのファンならば、必ずや満足する作品で、その主観だけで判断をすれば演技以外ほぼ満点をつけて良い。
しかし、裏を返せばファンにしか面白くない作品という意味にもとれる。原作をちょっと知っているだけの人ならば、「月がこんなに馬鹿じゃない」「Lはこんなに綺麗なやつじゃない」等のギャップを強く感じてしまい、描写が下手だの、展開がおかしいだの、映画としてはあまり面白く感じない作品であるだろう。また、原作を全く知らない人にとって後編は何が何だか分からなく、ついていけなくなること必至である。こんなに大満足なのに、そう感じるのは一部のファンだけというのは少し残念だなと感じた。
2007年4月4日水曜日
第1章「勝てる理論」 §2-3
セクション2 ~大当たりの仕組みを知ろう~
③確率収束論
【問題5】
6面サイコロを30回振って、1が出たら賞金がもらえるというゲームをしました。
ところが、30回振っても1は出ませんでした。
この時、以下のA~Dの4人の内、誰が最もパチプロに近い考えをしているでしょう?
Aさん:30回では、結果は出せない時もあります。300回振らして下さい。
Bさん:さすがにあと10回も振れば、1回くらいは1が出ただろうに。
Cさん:サイコロの振り方に問題があるのだろう。1の面を下に持ち力の加減を調節すればよかったな。
Dさん:このサイコロは、1がでないように錘などで細工されているに違いない。
【解答-問題5】
A
これは是非分かって頂きたかった問題です。
今日お教えする、「確率収束論」を知らなくても、パチンコが「完全確率」であるという事を理解していれば、きっと他の人は選ばなかったはずです。
何度も言いますがサイコロの出る目は常に6分の1です。30回連続で1の出ない確率は・・・
5/6の30乗です。約、0.4%となります。これは250分の1です。デジタルパチンコで大当たりを引く確率より断然高い。つまり起りうることです。
30回という試行回数では、1が出ないことだってあります。しかし、確率というのは、試行回数が多くなるにつれてその確率通りになっていくという性質を持っています。
これを、「確率収束の法則」と言います。
こんな事、実は誰もが理解している事なのです。
例えば6回連続1が出なかった時、皆さんはどうお考えになるでしょう?
「まぁ、6回じゃぁ分からんわ。」
と思うのではないでしょうか。
これは、6回という少ない試行回数だけに当てはまるものではありません。
10回だろいうが30回だろうが、確率はあくまで確率という事です。
しかし、試行回数を重ねれば、必ず確率は収束します!
30回じゃぁ無理でも、600回振れば、60回は1が出るようになります。
正確な統計学を学べばもっと正しいのでしょうが、私が聞いた時のは
「分母×20は試行回数をしなさい。」
と言われました。
つまり、サイコロであれば120回振ってはじめて20回。6分の1に収束されるという事です。
極端に言ってしまえば、100回連続1が出ず、あとは20回連続1が出るみたいな事もありうるという事です。
ましてや350分の1のパチンコ台。6000回以上試行回数をせねば、確率は収束できないのです。
Bの考え方、「そろそろ出るだろう」というのはオカルトの考えです。もしこれを選んでしまった方は、パチンコは完全確率だという事をしっかり理解し直しましょう。
Cを考え方も間違いです。パチンコでも、力の加減によって台がいつもより回らなくなる時はあります。しかし、その事が確率に影響を及ぼす訳ではありません。
そして、Dをの考え方。これは、パチンコでいう「この店は遠隔操作をしているな。」つまりイカサマ店だと疑うという考えです。
このイカサマ店だという考えを持ってしまう人は結構いるんじゃないでしょうか。
そしてこの考えは非常に難しいように思います。
何故なら実際に遠隔操作をしている店は存在するからです。
しかしそんな店は全体の1%未満です。出なかったことに対して「この店遠隔じゃない?」というのは、自分が無駄金を使ってしまったという言い訳をする為のものでしかありません。
考えてもみてください。遠隔操作なんていうのは法律違反であり、見つかれば即営業停止・・・どころか経営者は刑務所行きにまでなるリスクの高い行為。その上遠隔操作機は1台何百万もするものだとか。そんな大金をはたいてまで、そんな危険を冒す人が大勢いるでしょうか?
§1で言ったように、パチンコ店は1日1000万の売上があれば100万の粗利が稼げる商売なのです。
従って、1日いて、1000回はハマリ、「あ~この店は遠隔だな・・。」なんていうのはナンセンスなのですよ。
もし、それでもその店の遠隔を暴くのでれば、1週間お店に通い続け見極めてみてください。
分母×20の試行回数を行ってみても全く確率通りにならない。それをしないで遠隔だからダメだなんて思ってしまっては、勝つことはできません。
パチプロが信じるのは、ただただ確率である!
そして、確率とは、それ相応の試行回数を重ねる必要があります。
それでは、今日のまとめです。
①確率とは、1回、2回では結果がでない。
②しかし、何回も試行を重ねると確率は収束されるように出来ている。
2007年3月25日日曜日
2007年3月24日土曜日
第1章「勝てる理論」 §2-2
セクション2 ~大当たりの仕組みを知ろう~
②演出の罠
パチンコは完全確率・・。とは言っても、ただただスタートチャッカーに玉を入れ当たりか外れかを抽選するだけでは、300面サイコロを振っている事と同じ事。面白くもなんともありません。そこで、「演出」が登場します。
この演出があるおかげで、パチンコは盛り上がります。
しかしこのせいで、いろんなオカルトもでてしまっています。
中でも代表なのが、「激熱リーチを外すと、しばらく出ない」です。
パチンコは毎回抽選を行うので、いくら激熱リーチを外したからといって、その事がそれ以後の抽選結果に影響を及ぼすことなど全くもってありません。従って上記のオカルトは全くのデマという事になります。
皆さんにはそんなデマに流されて欲しくありません。そこで今日は演出とは何ぞやという事を理解して頂こうと思います。
【問題3】
スーパーリーチがかかりましたが外れてしまいました。
この時次の4人のうち、誰のアドバイスが最も信頼できるしょうか?
Aさん:「この機種は、大当たりへいくにはもっと信頼度の高い演出が出ないとダメなんだ。」
Bさん:「次のスーパーリーチでは、たぶん当たるよ。」
Cさん:「今日はもう帰った方がいいですよ。」
Dさん:「熱いリーチで外れようが、演出なしで外れようが、所詮外れは外れだよ。」
【解答-問題3】
Dさん。
A、B、Cを選んだ方、何の根拠のないデマにダマされてはいけません。
確かにAのように、もっと高い信頼度のほうが当たり易いかもしれませんが、熱くない演出で当たる時だってあるでしょ?
Bのように、次のリーチでは当たるかもしれません。でも、当たらない可能性だってありますよね。
Cさんがダメなのは前述の通りです。
A、B、Cは共にオカルトです。
この方達は、「演出が大当たりを決める!」という間違った理論を有しています。
確かに画面上では、「演出」→「大当たりか外れか」という順番でフローしていきます。
しかし前回講義で述べたように、演出が始まった時には既に大当たりか否かは決められている訳ですから、その順番は逆になるという事になります。
だからこの場合はスーパーリーチがかかったところで外れたのはもっと前から決まっていたのだという意味があるDさんの考えが正しいのです。
*****************************************
演出の仕組みをもう少し細かく説明します。
まず、スタートチャッカーに玉が入り、大当たりか否かを決定します。そして、その次に演出を決める抽選が行われます。
あくまで例ですが、当たりを引いた時は下記チャートのようになります。
~当たりを引いた時~
①チャッカーに入り当たりを引く:
→②スーパーリーチ有(90%)→③激熱演出有(60%)→④大当画面
→③激熱演出無(40%)→④大当画面
→②スーパーリーチ無(10%)→③大当たり画面へ。
※番号は抽選がなされる順番。
外れを引いた時は、
~外れを引いた時~
①チャッカーに入り外れを引く:
→②スーパーリーチ有(5%)→③激熱演出有(0.5%)→④外れ画面
→③激熱演出無(95.5%)→④外れ画面
→②スーパーリーチ無(95%)→③外れ画面へ。
つまり、Dさんの言うようにスーパーリーチがかかろうがかからまいが、外れなのは外れなのです。
画面を見ていると、「演出」→「大当たりor外れ」という流れになっていますので錯覚を起こしてしまいますが、実際は「大当たりor外れ」が決まってから、「演出」が選択されるのです。
演出の仕組みについては以上です。
まとめると・・・
①演出は、大当たりか否かが決められたその後に抽選がなされる。
②よって熱いリーチがでようがでまいが、外れたものは外れである。
③但し、当たりの時には熱いリーチが選択され易く、外れの時にはそれが選択されにくいということはある。
演出の罠にはまらず、完全確率という事を信じて打っていれば間違いが起きる事は絶対にありません!
さて、それでは最後に少し難しい応用問題にチャレンジしてみてください。
だいぶ大当たりの仕組みも分かってきたと思うのでぜひ解いてみて下さい。
【問題4】
パチンコの演出は、大当たりが否かが選択されてからその後に抽選される。
この事を踏まえ、次の一文を正しい文章に直しなさい。
「あ~~。魚群なのに外れちゃったよ。」
【解答-問題4】
「あ~~。外れなのに魚群を引いてしまったよ。」
(演出→外れを、外れ→演出に変えていれば○)
これからはオカルトを信じずこういう風に思って下さい。
2007年3月18日日曜日
俺とアカペラ 第6章 ~前進~
『SayTheWord』の出だしは前奏から始まる。とは言ってもアカペラなので前奏ももちろん「声」である。種哉の高音域を活かし、最初から声を張るアレンジで、決まればインパクトのある仕上がりになる。
・・・・・・
「ストップストップ!」
その曲のツカミである部分が終わった所で陽介がとめた。そして一言。
「いいぞ!!」
不安を抱えたままの収録であったが、最後の練習の時より格段に良くなっていた。それは、陽介だけでなく、演奏をしているメンバー全員が感じていた。つい昨日までは聞かせられるものではなかったものが急に良くなった理由は・・・
「ベースがいい!」
陽介の言うように、俺もそう思った。ウッズの音がしっかりとコーラスを支え、リズムもピッタリと合うようになっていたのである。その名の通りベースがしっかりするだけでこんなにもアカペラは違うのかと思った。
1曲演奏を終えてみても先日までのウッズとは別人のように上手くなっていた。当然、曲自体の完成度も上がる。
「まぁ、しっかりパートを覚えてきたからね・・・。」
と、ウッズは得意気に低い声で言った。
もともと低音に向いていた彼であったが、持っていたポテンシャルが開花し回数を重ねるにつれても上手くなっている。バンドでドラムとベースがコンビなように、アカペラでもボイパとベースはコンビである。歌っている最中、俺のボイパと重なる感じがたまらなく気持ち良かった。
だが、問題はやはり熊毛であった。オペラ声も、前奏やサビのように声を張って歌う時にはさほど気にならないが、メロディー部分に関しては一人だけ浮いて聞こえてしまう。そう、良くなったとは言え、まだまだ課題はあった。そして、それはすぐに解決できる事でもなかった。
もう時間がない・・・。俺達は収録に移るしか手段がなかった。
デモテープ収録は、一斉に歌うのでなく、一人ずつ各自のパートを収録し、後で合わせるという方法で行った。これはプロも使っている方法で、その方が音が綺麗に撮れる上、声の大きさを整える事もできる。要は、その方が”上手く”聞こえるのだ。こういったスタジオで、しかも一人ずつ歌うのには慣れていなかった為、何回も撮り直しながら進んだが、何とか全員のパートを収録する事ができた。そして、それを合わせて聞いてみる。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
声の大きさを調節したり、綺麗に聞こえるエフェクトをかけたりしてごまかしてはいるが・・・。
やはり選考通過の期待が出来るものではなかった。上手くなったとは言え、それは「前に比べて」というだけのことである。歌いながら良くないと思った部分は、テープに撮ると一層目立つ。
「でも、何はともあれ第1次選考に間に合う事が出来たんだ。本番までにもっと練習するしかないよ。」
リーダー種哉はそう言って、テープを握り締めた。
「本番までに、しっかりやれば大丈夫だって。」
陽介は無言の熊毛の肩を叩いてそう言った。
「でも、本番の前に・・・」
俺はそう言いかけて止めた。
この時俺は、結成1ヶ月のグループがいきなり出演なんてやっぱり難しかったんだなぁと思ってしまった。いや、そう思ったのは俺だけじゃなかったかもしれない。俺の言いかけた言葉に、誰も反応しなかったのだから・・・。
もっともっと練習して、成長してから再度挑戦しよう。きっとまた来年があるだろう・・・。メンバー全員がそう思っていたに違いない。今までソングスピットとして「ハモリ倶楽部出場」を掲げ練習をしてきただけに、一気にモチベーションが下がってしまった・・・。
そう、そんな風に、俺はこの時思ってしまっていたのである・・・。
その数日後、種哉から1本の電話が入るまでは。
2007年3月12日月曜日
ハチミツとクローバー ~芸術的な青春~
(ストーリー:内容;19点/30点
一貫性;20点/20点
展開;15点/20点
主張:10点/10点
描写:10点/10点
演技:8点/10点)
美大生の青春を、その舞台の通り芸術的な描写で展開していく青春映画。原作は羽海野チカの『ハチミツとクローバー』。大ヒットコミックらしいけど、俺は原作を全く知りませんので、原作との関連についてのコメントがないのはご了承を。
テーマは青春恋愛。ストーリー展開やキャラクター描写がセリフや表情での具体的表現でなく、「絵画」を中心とした抽象的な、芸術を媒介として表現されていく。相手の事に惹かれていく様。それが交互に作品を作るという事で表されていく様子がその例で、文字通り「芸術的な映画」というのはこういった作品を言うのでしょうか。そんな抽象的な表現が多いこの作品だからこそ、クライマックスでの「好き」という言葉が非常に魅力的に感じます。
ワンシーン毎にとぎれとぎれになってしまうのですが、それこそ演出のように感じる技術はすごいです。起承転結のつけ方が非常に綺麗です。特段涙を流すような感動シーンやストーリーとしても盛り上がりはないけれどこういった純粋な青春を見て、心にじわりとくる『ハチミツとクローバー』はなんだかタイトルのように「甘酸っぱさ」を心の中にもたらしてくれます。
キャラクター5人を演じる俳優・女優陣の演技もとても良いです。特に「はぐみ」を演じる「蒼井優」。かわいくて純粋でプラトニックな笑顔。他の作品ではそれがわざとらしく感じてしまったけど、ことこのキャラクターに関しては抜群の相性です。この女優のキャスティングは巧みです。その他にも天才・平凡・変人そんなキャラ像をしっかりと演じきれている各キャストも良いですよ。
ただただ、純粋な青春であるが故、プラトニックすぎる面は、常日頃の恋愛作品を見慣れていない人であっても刺激が足りないでしょう。大学生(しかもちょっと変人な)で、こんな甘いことは・・・みたいな事を感じた人はすみませんがもう少しこの映画の中に溶け込んで見てみてはいかがでしょうか。
ストーリー性の盛り上がりや感動ではなく、芸術的な青春を味わえる『ハイチミツとクローバー』。まだ見てない人は是非借りてみてはいかがでしょう?
オススメの1品です。
2007年3月11日日曜日
映画評論 ~はじめに~
ただ、私は小説を書いたり、脚本を書いたりした事はあるけれど、映画を作った事はありません。
普通の映画評論家がしているような、
「ダイナミックな演出が良い。」
「CG技術の取り入れ方が良い。」
などと言った事は良く分かりません。
しかし、ストーリーの内容に関するコメントは言えます。
そして私自身、映画で最も重要視するのがそのストーリー・話の内容です。
・話の展開が良い
・絶妙のフレーズを織り交ぜる・・・。
・このエンディングには、このふりがあったから活きたんだ。
etc・・・。
話の内容に関する事を中心に述べて行きたいと思います。
また、私は映画関係者でもない為試写会に参加できる訳でもありません。
その映画が公開されてからしか作品に対するコメントが載せられません。
その点に関しては若干ご了承頂き、
ビデオを借りる時の参考になればと思います。
最後に、私の採点基準に関してです。
全体を100点満点とし、以下のように内訳ます。
ストーリー:内容30点 ・・・全体としての内容です。「新規性があってよい。」などを評価します。
一貫性20点 ・・・話のキーである起承転結が整っているかどうか。
展開;20点 ・・・展開に無理がないか。かといって飽きのこない展開であるか。
主張:10点 ・・・作者(主に監督)の言いたい事が伝わってくるかどうか。
描写:10点 ・・・演出について
演技:10点 ・・・俳優さん、女優さんの演技
ストーリーを重視して述べさせていただきます。
2007年3月6日火曜日
第1章「勝てる理論」 §2-1「大当りの仕組みを知ろう」
§2 ~大当たりの仕組みを知ろう~
①完全確率方式
今日からは、いよいよパチンコの仕組みについて学んでいきます。
パチンコの仕組みで最も大事なのは「大当たりの仕組み」です。これは、言わばパチンコの基本。
基本を知らないと、何事も上手くいきません。
まずはこれをしっかりと理解しましょう!
大当たりとは、パチンコの醍醐味。
これまでつぎ込んできたパチンコ玉は、大当たりによって増える訳です。
これがあるからパチンコは楽しいです。
特に、確変中でない最初の当たり、いわゆる「初当たり」の時の歓喜といったらたまりません。
基本であり、醍醐味である大当たりなので、これに関する質問はよく受けます。
・何回点目が当たり易いのか??
・朝一はやっぱり当たり易いの??
・端の台は当たり易い気がしますが・・・?
・スーパーリーチがたくさん来る時はチャンス?
・激熱リーチをはずした後はしばらくハマるのですか?
etc・・・・。これに関する答えも後述しますので、お楽しみに。
しかし皆さん!!
書いた後で申し訳ないのですが、上記した事なんて実は何にも考えなくていいのです。
パチンコの大当たりの仕組み何ていうのは、実に単純で簡単なものです。
下記の問題を見て、解いて下さい。
この問題が、パチンコの基本、大当たりの仕組みの全てです。この問題に尽きます!!
この答えが出せたら、あなたは基本をマスターです。
難しく考えては行けません!
素直に解いて下さい。
【問題2】
6面サイコロを20回振って、出た目は以下の通りです。
2、3、4、5、6、3、2、4、5、6、6、5、4、3、2、2、3、6、5、4
さて、21回目に「1」のでる確率は?
【解答-問題2】
・6分の1
サイコロの出る目は、常に6分の1である。
たとえ、1が連続6回出た後の7回目に1の出る確率も6分の1である。
********************************
この事を、「完全確率」と言います。
パチンコの大当たりの仕組みは、これに当たります。そして、これに尽きます。
要はいつどんな時であろうと大当たりは毎回抽選され、その確率は常に一定であるという事です。
この問題を迷わず6分の1とされた方、貴方はもう大当たりの仕組みをマスターしています。
この問題で確率を6分の1以上にされた方、
「20回サイコロを振ったんだから、そろそろ1が出るでしょ?」と考えた方、
この方は是非考えを改めて頂きたいです。
パチンコで勝つ為には
「そろそろ出るからもう少し投資しよう!」「いい加減でないからもうそろそろ止めよう!」
という考えは非常に危険です。
確率は、常に一定です!
例えば現在大人気の機種『エヴァンゲリオン奇跡の価値はXF』ならば、常に確率は1/344.9
です。
1000回転はまっていようが、まだスタートして10回転だろうが、この確率は一定です。
出易い、出難い時期なんていうのはありません!
確率は常に一定。パチンコの大当たりの仕組みはこれに尽きるので必ずこの事は覚えて、理解し、
そして納得して下さい!
ではその大当たりの抽選はいつ行うのか? これは、
スタートチャッカーにパチンコ玉が入賞した瞬間です。
そして次の瞬間にはすぐ大当たりか否かを判断しています。
スタートチャッカーというのは、そこに入ると画面が動き出すSTARTと書いてある、あれです。
驚くべき事に、演出が始まったり、リーチが掛かったりしている時、実は既に当たりか当たりじゃないかは決められているという事になります。
だから劇熱リーチがかかった後、どんなにお祈りしようが、台を叩こうが、ボタンをプッシュしようが、
それらは何も意味がありません。
スタートチャッカーにパチンコ玉が入った瞬間にもう大当たりか否かが決められているからです。
パチンコの大当たりの仕組みというのは実はこんなに簡単な事なのです。
スロットのように複雑ではありません。
まとめると、
①大当たりは、スタートチャッカーにパチンコ玉が入った瞬間に抽選し、決まる。
②確率は常に一定の完全確率方式である。
この2点です。
これをもとに上記したご質問にお答えするとこれまた答えは単純明快です。
皆さんももしよければ前を読み返して答えてみてください。
私の答えと一緒になれば大当たりの仕組みは完全マスターです。
まだ良く分からない方は、しっかりと理解し、納得して下さい。
パチンコの基本である大当たりの仕組みは非常に大事ですよ。
Q.何回点目が当たり易いのか??
A確率は常に一定の為、当たり易い回転数などありません。
2000回転の台があろうと、そこからまた1000ハマルことだってあります。
Q.朝一はやっぱり当たり易いの??
Aいいえ。確率は常に一定です。朝一だろうと関係ありません。
Q.端の台は当たり易い気がすますが・・・?
Aいいえ。端の台だろうと、確率は一定です。当たり易い事はありません。ただ、お店が見栄えをよく見せているからそう錯覚してしまいます。
Q.スーパーリーチがたくさん来る時はチャンス?
Aいいえ。パチンコは、毎回抽選を行っています。その上、スーパーリーチが掛かっている時には既に大当たりか否かが決まっています。
Q.激熱リーチをはずした後はしばらくハマるのですか?
Aいいえ。パチンコは毎回抽選を行います。劇熱リーチを外した後でも常に確率一定です。
とは言え、何故そんな「オカルト」的な攻略が浸透してしまったのでしょうか??
実はこれにも列記とした理由が存在します!
その鍵は「スロットと、演出」にあります。
次回ではその「演出の罠とオカルト」について説明したいと思います。
2007年3月4日日曜日
俺とアカペラ 第5章 ~苦戦~
「このままじゃぁ、まずいな。」
チームで一番ハモリのセンスがある陽介が言った。
「間に合うかな・・・デモテープ?」
「やるしかない。とにかく集中してまずは個人がしっかりパートを覚えよう!」
リーダー種哉の一言で俺達は練習を再開し始めた。
俺達ソングスピットは、『ハモリ倶楽部出場』という目標に向けて本格的に練習を始めていた。
出場に向けての関門は2ステップ。まずは「デモテープ選考」、それが通れば全国8箇所で実施される「面接」である。しかし、選考回数とは逆にその通り門は非常に狭い。全国から約2000組の応募がなされ、そこから面接まで行ける組がその10分の1の200組。さらに面接を通過できるのはわずか56組(7組×8箇所)である。俺達が出場を狙う東海地区予選。わずか7組の枠に、結成して間もないアカペラグループが挑むのである。
まずはその第1ステップ、デモテープをテレビ局に送らねばならない。それを形にする為に今、課題曲『Say The Word』を練習をしてるのであった。
しかし・・・。俺の当初の思惑とは裏腹に、そう簡単に演奏が上手くいくものではなかった。
「ハモる」という事は、人と人との声の混ざりにより綺麗に聞こえるものである。その声の混ざりが、どうにも上手くいかなかったのだ。原因は、コーラスパートを担当している熊毛の、「オペラ声」であった。
「普通の人は、”地声”と、”裏声”があるけど、熊毛は、その上に”オペラ”が存在する。」
ハモリの達人陽介は、そう指摘した。
オペラのように高音域を大きな声量で出せるセンス。それは、オペラの時に使われる声質で、普通の人では簡単には出せないものなのだが・・・。
熊毛にあった長所が、ハモリに関しては裏目に出てしまっていた。
もう一つの問題点があった。それは、ウッズの「ベース」である。それは、ベースのパートが初心者には非常に難しいパートだからである。メインヴァーカル、コーラスとは全く違ったリズム、音を出す、「ベース。」そして難しいパートの上、コーラスの基本(”ベース”)となる音を出す大切なパート。自分の音を覚えるのがやっとで、皆と合わせるまでに時間がかかってしまったのだ。
逆に良かったのは、種哉のメインヴォーカル。男性が女性曲を原キーで歌えるその歌唱力は、何度聞いてもすごかった。そして、陽介のハモリセンス。小学生の時から培った彼の能力・音感はすごかった。高校の頃一緒にバンドをやっていた頃より、アカペラになるとさらにそれが際立って見えた。自慢する訳ではないけれど、俺のボイパも形になっている。
デモテープの〆切は、来週。このままでは・・・間に合わない・・・。
「とにかく、熊毛は裏声を出せるようになる事。ウッズは、もう少しちゃんと音を覚えてこよう!」
陽介は言った。
間に合わない・・・と言っても、何とか形にして、送らねばならない。
俺達は、不安を抱えたまま、デモテープの収録を迎えることとなってしまった。
2007年3月1日木曜日
第1章勝てる理論 §1「パチンコは勝てるギャンブルである」
セクション1~パチンコは勝てるギャンブルである~
【問題1】
次のギャンブルを、「還元率」(※)の高い順に並べなさい。
・パチンコ ・競馬 ・宝くじ
※還元率とは、主催者(親)が参加者(子)に、参加料をバックする率の事である。
例:還元率80%の場合、1000円の参加料をもらうと、800円をバックするという計算である。
つまり、還元率が高いギャンブル程、参加者にはお得という事になる。
さて、今日は問題からです。皆さん解いてみましょう!
下記が解答です。
【解答-問題1】
1.パチンコ
2.競馬
3.宝くじ
宝くじの還元率は、約50%。(これだと、3億円当てる為には、6億円の投資が必要だという事になりますね。あくまで理論上は・・・。)
競馬の還元率は、約75%。
そしてパチンコの還元率はというと、お店によりますが約90%~95%だと言われています。
意外でしょ!?
さて、これが今日の本題です。
何故、パチンコは勝てるギャンブルなのか!
理由は、パチンコは非常に還元率の高いギャンブルだからです!
他のギャンブルと比べても一目両全。
ですから、本当は負けてもそんなに負けないギャンブルなのです。
10k投資をすれば、9k帰ってくるのです。(注:ここでは、k=1000円の価値があるものとする)
そんな訳あるはずがないとお思いでしょう。
そんなに高い還元率なのに、もっと負けていますでしょう。
そうなんです!
だから、パチプロがいるんです!
参加者のほとんどが「真の勝ち方を知りません」
その勝ち方の知らない人が、逆にお店に還元してくれているので、
パチプロは90%~95%以上の還元率でも、それをもっと高い水準にして、利益を生み出す事ができるのです。
言い方を変えます。
もっと分かり易く敢えて汚い言葉を使います。
負け組の人達がその高い還元率を70%、50%にしてくれているおかげで、
勝ち組の人が、その還元率を120%にも、140%にもしているのです。
そして、
「1日10k使っても、9kなんて戻ってこないのがほとんどだ。」
というのはナンセンスですよ!
私の言ってる還元率というのは、1日のスパンで考えるものではありません。
これは、今後すごく重要になってくる考えなのですが、
還元率とは、1日ではなく、長いスパンで見たものの事を言います。
ここではあまり深くは触れませんが、要は10kの尺で考えるのでなく、100k、いや1000k使用した時にどうでるかを言います。
お分かり頂けましたでしょうか?
何故パチンコは勝てるギャンブルなのか?
まとめるとこの2点という事になります。
1.パチンコは還元率が90%以上もあるギャンブルである。
2.それにも関わらず参加者のほとんどが勝ち方を知らない為、勝てる人が存在している。
今日は以上になりますが、最後に
「本当に還元率90%以上あんのかい?!そない戻してたらお店潰れるんとちゃうんかい?!」
と疑って仕方のない方にだけ補足を。
パチンコ店の1日の売上は最低でも1000万円はあると言われています。
仮に1日、1台に100k(k=1000円の価値があるとする)払われているとして、100台でもう売上の1000万円になります。
その10%をお店がとると・・・。粗利で100万です。
経営学の事は良く分かりませんが・・・
100万の利益が1日であげられれば、いくらなんでもお店は潰れないでしょう。
だから、還元率90%以上でも大丈夫なんです。
むしろそれを下げたら、他の競合店より「出ない店」となり、その方がお客さんが来なくて潰れてしまいます・・・。
だから、還元率90%ってのは本当なんですよ!
ちなみに平日は95%、土日は80%等として色をつけているところがほとんどです。
土日はお客さんが嫌でも入ってきますからね。
余談ですが還元率の逆、主催者側の取り分の事を「テラ銭」(てらせん)なんて言ったりもします。
聞いた事ありませんか?
以上。長くなってしまいましたが、今日の講義を終了します。
2007年2月27日火曜日
おっとこの料理
2007年2月25日日曜日
2007年2月24日土曜日
俺とアカペラ 第4章 ~歌串~
そう。このSongSpitというグループ名は、この第1回の練習の時に種哉の提案で決まった。
名前の由来はメンバーの頭文字を繫げ、それを英語にしたというもの。つまり、ウッズの『ウ』、種哉の『タ』、陽介:本名野上陽介の『ノ』、熊毛の『ク』、そして俺の『シ』を繫げると『ウタノクシ』。=『歌串』。=『SongSpit』。という事らしい。
彼の練りに練った考えを認め、賛同した者半数、そうではなくてもソングスピットという響きが良いとして、結局この名前に即決した。
それと同時に、SongSpitの創始者である種哉がこのアカペラバンドのリーダーを務めるということも決まった。
名前を決めたという事もそうだが、創始者とは種哉が最初に
「『ハモリ倶楽部』出場を目指そう!」
と言い出して人を集め始めたという意味が大きい。
そしてSongSpitが初めて練習に取り掛かる曲、つまりは『ハモリ倶楽部』出場の為の課題曲、これもまたリーダー種哉の提案で決まった。いや、この場合は、リードヴォーカルを務める種哉の提案という方がいいだろう。
アカペラには、メインヴォーカルであるリードが1人、一番低いパートのベースが1人、ボイパが1人、残るはコーラスというのが基本的な構成だ。リード担当の種哉が自ら選んだ曲が最も種哉の声を活かせる曲であり、良いと判断をしたのである。
しかし、その曲は安室奈美恵の『SayTheWord』。女性・・・の曲だ。男性が、女性の曲を歌う。しかも原キーで歌うと言うのだ・・・。俺も高校時代ヴォーカルをやっていたけど、とても声が出ない。これを歌いたいと自信満々に言う奴が、信じられなかった。そう、彼の声を聞くまでは。
この日、俺は初めて種哉の声を聞いた。正直、驚きの一言だった。
「こんな高い声が出るなんて。」
課題曲の『SayTheWord』。女性の曲であるこの歌を、声をかすれさせる事なく、そして何といっても裏声を使う事なく、彼は歌いきった。
ハイトーンを越えていると思った。男の声を越えた声だと思った。
これに陽介の絶対的ハモリセンスによるコーラス、それから熊毛の美声によるコーラス、そしてウッズのベースが加われば・・・。
陽介のメールからずっと持っていた俺の心の喜びは、『ハモリ倶楽部』出場への希望へと変わっていった。
2007年2月20日火曜日
俺とアカペラ 第3章 ~誕生~
そして、これが俺のアカペラへの道が開ける最初の一歩であったのだ。
しかし陽介の言う、友達とは・・・?
メールの続きを細かく読んで見ると、そこには3人の名前が記されていた。
「熊毛(くまげ)」と「ウッズ」、そして「種哉(たねや)」である。
3人とも、俺と陽介の出身校である「一宮高校」の卒業生であった。
熊毛は、本名:熊毛良一。高校の頃、陽介と同じハンドボール部に所属していた体格の良い「歌好き」である。陽介と仲が良かった俺は、ハンドボール部の同年代は皆知っていて、話ももちろんした事があった。
ウッズとは、1年生の時同じクラス、つまりは俺と陽介のクラスメイトで、容姿があの有名なプロゴルファー「タイガー・ウッズ」に似ていることからあだ名として皆そう呼んでいる。言っておくが生粋の日本人で、本名は西洋のかけらもない:澤田義男という。
そして種哉、本名:綾瀬種哉もまた高校の同級生。だが、正直彼とはあまり面識がなく、体育の合同授業の時、少し話したくらいの関係だった。俺たちとは別のバンドを組んでいたらしく、彼はそこでヴォーカルをやっていた・・・らしい。そう、後に必要不可欠となるこいつの声を、この時の俺はまだ知らなかったのである。
熊毛、ウッズ、種哉、それに俺と陽介。 合わせて5人。
アカペラをやるのには充分な人数。
その5人が集まる最初の日がやってきた。
場所は、地元の公民館。俺は集合時間の少し前に来ていた。
そして、ワクワクと想像を膨らませていた。
陽介は、小学校の時からハモリの練習をしていて、バンドを組んでいた時もハモリに関して、音感に関して、俺もかなりの指導を受けた。ハモリはこれから俺たちが奏でるアカペラの根本。指導者として引っ張っていってくれるだろう。
ウッズ。その容姿と明るい性格でクラスでも人気者であった彼は、地声もやたらと低く、特徴的であった。アカペラにはベースという声の低さが求められるパートがある。
熊毛はあの後陽介から聞いた話だと、中学校の時、音楽の先生からオペラへの道を勧められた程、美声の持ち主らしい。高音域のパートを任せられるだろう。
そして、高校の時ヴォーカルをしていた種哉。
この5人が集まれば、すごいアカペラバンドが出来る!そんな構想が頭に産まれていた。
そしてついに、その5人が顔を合わせた。
「久しぶり!」
お互い皆、高校の同級生。高校の時親しかった人も、顔見知りだけであった人も、今ここに集った。
しかしここにいる全員が音楽が好きで、これからはアカペラをやるメンバー。
声だけで奏でる音楽:アカペラをやる仲間なのである。
俺とアカペラを繫ぐグループ『SongSpit』の初めての集い。
2007年2月19日月曜日
サラリーマンが絶対負けないパチンコ塾 第1章
さて、絶対負けないパチンコを学ぶにあたり、まず覚えてもらいたい事、
それは、「パチプロはいかにして勝っているのか」という事です。
この塾のタイトルは「絶対負けない」のが主旨なんですが、せっかくですからまずは、「勝つこと」を覚えましょう!
簡単ですね。勝てば、負けませんから。
そこでこのセクションでは、「勝てるパチンコ理論」を学んでいただこうと思っております。
難しくはありません。中学生レベルの数学計算も出てきますが、普通の人であればすぐ理解できます。
それより怖いのが、理解はできるが納得できない人です。
あまりにも自分の理論が強すぎて、この理論を納得いかない頑固な方。
ギャンブルで熱くなってしまう人に多いのですが、この方は講義の途中でイライラしてしまうかもしれません。
しかし、負けないパチンコの打ち方を身につける為にはどうしても必要な事です。
皆様どうか。まずは聞くだけ聞いてみて下さい。
説明しますよ!パチンコで、「勝つ」とは、どういう事かを!
それでも、
「パチンコで勝ってる人なんているの~~?」
という方、おられるんじゃないですか。
そんな方の為にまずはその疑問点から解決していきましょう!
これからパチンコする方も、今やっている方も、次の講義だけ聞くとウキウキ気分になっちゃいます。
次回講義予定:§1「パチンコは勝てるギャンブルである」
パチプロの証明を、理論的に解明します。
2007年2月18日日曜日
俺とアカペラ 第2章 ~始まり~
:ボイスパーカッションの略。正式にはヴォーカルパーカッションと言う。
練習をして1ヶ月が経とうとしたころ、何となくコツというものをつかみ始めていた。
「普通の人間じゃ、出せない音が、自分の口から出る。」
もともと人と違う事をやるのが好きだった俺は、自分がテレビで見て引き込まれていた、その音を出せるようになったのが相当嬉しかったらしい。気付いた時にはボイパの楽しさにハマリ、夢中になっていた。新しい技ができた事が嬉しく、それをさらに上手くしようと思い練習を重ね、気付けば5時間が経っていたなんて事もある。
普通に生活をしていたらありえない、声を出しすぎての「首の筋肉痛」も味わった。音楽をしている友人に言わせると、
「低い声と高い声を交互に出すから、すごい負担になってんじゃない?」 らしい。
そう、そのときの俺は、もう何よりもボイパがやりたかった。
しかし、もともと俺がそれを始めるきっかけであった妹のアカペラバンド計画は、ただ単に流行に流されるがままの先走りのみで実際に実行には移されず、俺はただただひたすら一人で練習をするだけだった。
一通りの基本を覚え、実践で使えるように、つまりはアカペラバンドの一員として演奏ができるまでになった時も、俺は独りで、自分の技を磨くだけであった。
「一人だけでは・・・。」
そう、俺の技であり、この音は、もともとはバンドとしての音。楽器だけでの演奏には限界があるし、楽器ができる人は、ボーカルや、その他の楽器と合わせてみたいと思うのが当然だ。
ボイパだけでなく、他のパートと合わせてみたいという俺の思いは日に日に強くなり、同時に虚無感も増していった。
そんなある日、1通のメールが届いた。
高校からの大親友である「陽介」からのものであった。
こいつとは高校1年の時同じクラスで、一緒にバンドを組み「ツインボーカル」をしていたバンド仲間でもある。彼には一度飲み会の席でボイパを披露していた。まだまだ未熟極まりない時にやったものであったのだが、彼からのメールにはこう書かれていた。
「おいーす!ボイパの調子はどうだい?今度友達と、『ハモリ倶楽部』の出場を目指さないか?って話があるんだけど、どう?」
俺のアカペラへの道が始まる、大きな1通であった。
2007年2月17日土曜日
サラリーマンが絶対負けないパチンコ塾 ~はじめに~
ギャンブルが好きな方、
パチンコが好きな方、
これからパチンコを始めてみようと思う方、
何となく興味があったので覗いてみた方、
何はともあれこの塾を訪れて頂き誠にありがとうございます。
世の中にいろいろなパチンコ攻略本が出ていますね。
いろんな機種の、いろんな攻略の仕方がありますね。
どうでしょう? 皆さんはどんな風にパチンコを攻略していますか?
そして、その方法で・・・ 勝っていますか?負けていますか?
私も皆さんと同じサラリーマンですが、 周りの方は口を揃えて「パチンコは勝てる訳がない」 とおっしゃいます。
そうですね。 サラリーマンはパチンコが好きです。 好きですが、残念ながらトータルでは負けてしまいます。
そんなあなた!!
この塾はそんなあたたに、
~サラリーマンが絶対に負けないパチンコの打ち方~
を学んで頂く場でございます。
私が学生の時、に身につけた、「パチンコで勝ってきた知識」を、 皆様にお教えします。
それは、世の中にはびこっているオカルト的な勝ち方でなく、 「理論」を「理解する」とい方法です。
パチンコには、一つ一つの理論・理由付けが存在するのです。
例えば保留玉4つの時はアクションが短く、保留玉なしの時はアクションが長いなんていうのも、きちんと理由付けがあります。
・何回点目が熱い!!
・スーパーリーチがたくさん来る時はねばれ!!
などといった根拠のないものでなく、
・パチンコの仕組み
・勝つ理論・負ける理論
をしっかりと理解して頂き、そしてそれを負けないように実践して頂く事がこの塾の主旨であります。
「おいおい、そんなら勝つ打ち方を教えてくれよ。」 とお思いかもしれませんが実はそれはムリに等しいです。
サラリーマンという職業は、パチンコで絶対勝てない理論が成り立ってしまうからです。(理由は講義で説明します。)
勝てないのならせめて、そのマイナスを無くして頂きたい!
これからパチンコをやり、何万円。いや何十万、ひょっとすると何百万という支出を、
「ゼロ」に出来れば、そのお金はもっと有効に使えるじゃぁありませんか。
前置きが長くなってしまいましたが、どうぞ最後までお付き合い頂ければと思います。
塾長:シンタ
2007年2月13日火曜日
俺とアカペラ 第1章 ~始まり~
アカペラなんてのは、今でこそ人気が出ているが、ちょっと前まではほとんどの人が何それ?と言うものだった。。が・・・ 毎週水曜日ゴールデンタイムの人気番組『セイシュンGOGO!』のワンコーナーとして始まった『ハモリ倶楽部』が、今のアカペラブームを引き起こしている。
高校生や大学生が、アカペラバンドを組んでこの番組に出演し、全国学生NO1ハモリ倶楽部を決めるというもの。 まだ俺たちとおない年の奴らが、楽器を使わずバンドのような演奏をしてしまうのだから、これはすごい。
中でも、『ボイパ』と呼ばれる技を始めて見た時はビックリした。
~口でドラムの音を出す~
楽器を使わないアカペラだから、ドラムも当然声でやるというのだ。どんなものかと聞いてみると、これがほんとにドラムの音だからすごい。
そう、最初に見た時から、俺はそれに只ならぬ魅力を感じ、引き込まれていたのだろう。
番組で見ているのももちろん面白かったが、どうせなら俺は、せっかく妹が与えてくれた機会に、そのボイパに挑戦してみようと思ったのだ。
俺はすぐに妹が密かに買っていた『ハモリSTARTBOOK』という本を見て、ボイパを練習し始めた。
この時はまだ、それがこんなにも俺を熱中させるものになるなんて思いもしなかった。 そして、大学時代の素晴らしい仲間、ソングスピットとの出会いが待ち受けている事も。