2008年1月5日土曜日

アルバム紹介 『Everything』


挫折 復活

これは、そんなミスチルよりもっともっと前のストーリー。

Mr.childrenの1stアルバム『Everything』


希望に満ち溢れた歌。
純粋なラブソング。

後に桜井さんは振り返ります。
「あの頃のような素直なラブソングを歌いたい。売れないかもしれないけどね。」

インディーズ時代の曲も含めた、そんな初期のミスチルを知る歌 7曲を収録。

オススメです。

1.ロード・アイ・ミス・ユー
初期の素直なラブソング。歌詞から、ロード。アイ・ミス・ユーと読むのが正しい。「今まで歩んできた二人の道が愛しい。君に会いたい。」男の未練がたっぷりつまった一作。

2.Mr. Shining Moon
「辛い今日はさようなら」と歌っている『Mr.Sunshine』の続編。「辛い日に涙をして水溜りのようになるけど、そこに映る綺麗な月のように君は話しをして元気づけてくれる。」

3.君がいた夏
ひと夏の淡い恋を思い出しながら描いた素直なラブソング。物語調ではあるが『君と出会ってから何も手がつかずに』『誰よりも早く君を見つけたく て』の率直な表現はリアルな体験の証で、純粋なラブソングである象徴。特に2番の歌詞から、この2人は付き合っていない事が分かる。しかし『君がいた夏』 というタイトルからも、居てくれるだけでよかったんだという気持ちが読み取れる。淡い男性心をしんみりと聴かせる1曲。

4.風~the wind knows how I feel~
インディーズからプロへ。風に乗ってもっと大きく良いバンドになりたいという希望と不安が伝わってくる。「風(神風、世界中を包み込む流れ)はこの先の事も、僕の不安な気持ちも知ってるんだ。」

5.ためいきの日曜日
仕事でなかなか会えない彼女を想って率直に描いた曲。全く初期らしい作品だ。日曜日に会えないだけで寂しくて不安だなんてこの頃の桜井さんには純粋で、”か弱さ”さえ感じられる。

6.友達のままで
失恋を忘れる為に作った曲。歌詞が率直な為実体験。この時桜井和寿21歳、免許は取得しているがまだ間もないだろう。という事は回顧ではなく直近の実体験という事になる。

7.CHILDREN'S WORLD
インディーズ時代のミスチル紹介ソング。「部室にあるトランプで遊んでた級友がいつしかバンド仲間になった。こいつらと一緒に夢の計画をたてるんだ。」古きミスチル時代を知る1作。

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