2008年1月13日日曜日

『君が好き』 歌詞解釈


『君が好き』
2002年1月1日


<もしもまだ願いが一つ叶うとしたら・・・
そんな空想を広げ
一日中ぼんやり過せば
月も濁る東京の夜だ>

もしももう一人好きな女性と一緒になることができたなら・・・
そんな空想ばかり考えながら一日中過ごしていたら、
夜になって家族と一緒に暮らしている東京の家に帰った頃は、妻への想いは濁っていてしまう。

<そしてひねり出した答えは
君が好き
僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい
夜の淵 アパートの脇
くたびれた自販機で二つ 缶コーヒー買って>

そしてよく考えた結果僕が今思う事は、
不倫相手の君が好きっていうことだ。
僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくていいくらいに思う。
だからひっそりと夜抜け出して、ひとめのつかないアパートの脇の誰も来なそうな自動販売機で
缶コーヒーを2つ買って彼女を待つんだ。


<僕の手が君の涙拭えるとしたら
それは素敵だけど
君もまた僕と似たような
誰にも踏み込まれたくない
領域を隠し持っているんだろう>

僕が君(不倫相手)を支えてやれたら、
それは素敵なんだけど、
君もまた僕に妻がいるように、
誰にも踏み込まれたくない隠されたことがあるんだろう。

<君が好き
この響きに 潜んでる温い惰性の匂いがしても
繰り返し 繰り返し
煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして>

それでも君が好きなんだ。
この言葉は、僕に妻がいるから本気の想いに聞こえないかもしれないけど、
何度でも何度でも君に逢いにいくよ。
そしてお互い隠し事がある中のセックスであっても、幸せな想いに浸ろう。

<歩道橋の上には 見慣れてしまった
濁った月が浮かんでいて
汚れていってしまう 僕らにそっと
あぁ 空しく何かを訴えている>

帰り道の歩道橋から自宅を見ると、
見慣れてしまった濁った妻の光景が浮かんで、
そしてその妻は汚れていってしまう僕らにそっと
何かを空しく訴えているように思えるんだ。


<君が好き
僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい
夜の淵 君を待ち
行き場のない 想いがまた夜空に浮かんで
君が好き 君が好き
煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして>

君が好きなんだ。
僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくていいくらいに思う。
夜、人目につかない所で君を待っていると
このままでいいのか色んな考えが思いがまた僕の心に浮かんで
不倫相手の彼女も好き。でも妻や家族を大事にしたいのもある。
こんな想いをもちながらでもセックスをして気持ちい良い気分になっているこの頃です。

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